19年にtvNで放送された韓国ドラマの「サバイバー 60日間の大統領」です。
主演にチ・ジニ、イ・ジュニョク、ホ・ジュノ、カン・ハンナら。
同名のアメリカドラマのリメイクになりますね。
前作は最終回で2.28%と低迷している「アビス」になります。
「サバイバー」は初回3.38%ですから、非地上波の平日ドラマとしては悪くないスタート。
しかもこれが自己最低視聴率になります。
2話以降は4%台で推移し、15話で5%突破、最終回16話で自己最高視聴率6.17%を記録しています。
ヒット作と言えるぐらい良い数字を残していますね。
今作の脚本はキム・テヒ作家になりますね。
「成均館スキャンダル」や「ビューティフルマインド」など、原作がある作品の脚本を担当することで知られます。
原作無視の脚色が多く評判があまりよろしくない脚本家になりますが・・・
今作は原作に似たストーリー展開になっているようですね。
脚本だけでなく演出も原作に似ているシーンが多いみたい。
とはいえ政治ジャンルで原作がアメリカになるので、韓国に合わせた脚色はあるようですね。
もっと自然な脚色ができたのではないかという声はあるようですが、いずれにしても日本から見たら外国の話なので、あまり関係はなさそうですね。
なんにしても政治ジャンルにして高視聴率と言えるだけの数字を残した作品です。
原作が人気ドラマということで注目度も高かったのでしょうが、主人公のチ・ジニの評価も非常に高いですね。
残念なのがオープンエンディングということで、はっきりとした終わり方ではない点です。
シーズン2があるわけでもなさそうだし、この点は不満要素。
評判の悪かったキム・テヒ作家が良い評価を受けるきっかけになったドラマでもある。
(後続作「財閥家の末息子」の結末が最悪で、また評判が地を這うことになっておりますが)
サバイバーに限って言えば良い評価を受けています。
チ・ジニはかっこいいし、その他のキャストも比較的クセがなさそうなので見やすそうなドラマですね。
政治ジャンルというのが大衆受けしないポイントにはなりますが、高視聴率ドラマだし見て見るのもよさそうです。