13年にSBSで放送された韓国ドラマの「私の恋愛のすべて」です。
主演にシン・ハギュン、イ・ミンギョン、パク・ヒスン、ハン・チェア。
小説が原作のドラマになりますね。
初回は7.4%という視聴率でスタートした「私の恋愛のすべて」です。
しかし、これが自己最高視聴率という残念な傾向。
2話以降は4~5%台で推移し、最終回で自己最低視聴率4.0%を記録しています。
全話平均視聴率で5.2%。
現代ならまだしも、10年前のドラマですから悪い数字になりますね。
まあ、いつの時代であっても1話最高、最終回最低視聴率というのは残念な推移。
ちなみに前作は「その冬、風が吹く」で、後続作は短編ドラマを挟んで「あなたの声が聞こえる」、「主君の太陽」、「相続者たち」、「星から来たあなた」・・・。
まさに黄金期を迎えているドラマ枠なので、余計に低視聴率が目立ちます。
タイトルから連想できるようにラブコメドラマになりますね。
国会議員が主人公のラブコメという特徴があります。
視聴率が低迷した理由として、ロマンスよりも政治風刺が強くて序盤に視聴者をとらえきれなかったことが挙げられます。
国会議員のロマンスという素材は新鮮でありますが、現実感がないこともあげられますね。
間が悪いことに現実ではセクハラ事件が問題になっており、これもマイナスに働いたとの見方がある。
とはいえ、脚本や演出自体は悪い評価ではありません。
ドラマの完成度自体は高く、マニア層を形成したドラマと言われます。
大衆性がなかったこと、ラブコメ視聴者層には受けなかったというところですね。
ということなので、ジャンル(素材)やキャストが嫌でないなら、見てみるのも良さそうなドラマです。
10年以上前のドラマなので、どうしても古い印象になってしまうのはご愛敬。