校内暴力をテーマにした韓国ドラマ「凍てついた愛」です。
テーマがテーマだけにどうしても暗い雰囲気のドラマになってしまいますが。
そのぶん家族愛が強調される素敵なドラマです。
※ネタバレ表現あり
前半の暗い雰囲気から、中盤に入ると悪い大人たちの実態がわかり続きが気になっていきますね。
このとき事故当日になにが起こったのかを知っているかもしれない、鍵を握る人物がダヒですね。
ソンホの両親にとってはダヒの証言は希望の光になる可能性もありました。(ドンヒの証言のように)
しかしダヒの両親が語ったのはソンホが性暴力の加害者だという衝撃的な証言・・・。
まあ、事実であるはずがないので、さほど暗い雰囲気にはならないと思う。
それよりもなぜダヒの両親が勘違いしているのか、理由が気になるというところかな?
それにしても再び、どん底に落ちた感のあるムジンとイナです。(特にイナ)
このときの息子を思うイナの苦悩は非常に印象的ですね。
このどん底状態はすぐに終わるわけですが、そのきっかけが素敵でしたね。
ジュンソクを疑うスホの言葉を聞いて冷静さを取り戻すイナです。
このときスホがジュンソクの怪しさではなく、イナの教育により優れた人間性を持つ兄の性格を説いているのが素敵ですね。
スホは一見、反抗期娘っぽいところもあるんだけど、実際にはまったくそんなことはないですからね。
ソンホと同じような人格者で、妹らしいかわいらしさもあり、とても良い味を出しているキャラです。
スホの言葉により真実と向き合う決意をしたイナですが。
ここでも比較的早くにソンホの無実(?)が判明します。
このときイナが見せた笑顔も印象的ですね。
作中で初めて見せた笑顔かもしれない・・・。
イナはどんどんやつれて怖い顔になっていきましたからねー。
それだけにこの笑顔は本当に印象的です。
スホの言葉からイナの笑顔までの流れは作中屈指の名シーンだと思う。
本当に家族愛が素敵なドラマですね。