先日、KBSの月火ドラマ「最愛の敵」の放送がスタートしました。
史劇ですがロマンス政治ジャンルになるようですね。
主演にイ・ジュン、カン・ハンナ、チャン・ヒョクら。
前作「クレイジーラブ」は最終回で自己最高視聴率4.6%を記録していますが。
「最愛の敵」は初回6.3%と、早くも前作の最高視聴率を超えています。
2話は6.0%ですから誤差の範囲ですね。
競合ドラマがない状態なので、好スタートはその影響もあったと思われる。
そもそも史劇は視聴率も安定していますからね。
KBS月火ドラマ枠も史劇ジャンルだけは視聴率が出る・・・。
脚本家パク・ピルジュの前作は「のだめカンタービレ(代表的リメイク失敗作)」、「青い鳥の家(当時KBS週末ドラマ歴代最低平均視聴率)」など。
14年の「のだめカンタービレ」以来のミニシリーズ執筆で、史劇は初の執筆になります。
過去作の評価が低い脚本家なので、今作も期待値は低かったと思われる・・・。
ですが始まってみるとストーリー面でも好評です。
そして、それよりも評価が高いのが演出面ですね。
プロデューサーは過去に「契約友情」という8部作のドラマを担当していますが。
「太陽の末裔」の助監督でもあった人。
若手の監督でしょうけど、韓国ドラマ界は制作陣も若い人がどんどん出てきますね。
いまの話題作はみんな若手が担当しているでしょう。
そりゃ演出も進化するわな。
コロナでの規制が緩くなったのか、22年は21年に比べると史劇が減ってきました。
(コロナの影響で街中の撮影が難しかったため21年は史劇が多かった)
フィクション系のドラマではありますが、時代劇ファンには注目のドラマになるかも。
普通のロマンス史劇じゃないので、やや雰囲気が重たいという評価もある。
なんにしても好評を維持できるかどうか注目ですね。