17年にtvNで放送された韓国ドラマの「シカゴタイプライター」です。
主演にユ・アイン、イム・スジョン、コ・ギョンピョ、クァク・シヤン。
イム・スジョンは13年ぶりのドラマ復帰作になります。
前作は最終回1.8%と低迷した「明日、キミと」です。
シカゴタイプライターも初回2.6%だから高い数字ではありません。
しかも2話の2.8%が自己最高視聴率。
自己最低視聴率は14話の1.4%。
最終回も2.2%に終わっています。
豪華キャスト&大物脚本家の作品としては、あまりにも低い視聴率になりますね。
序盤高くて後半下がったというわけではなく、最初から低視聴率ですから。
注目度はあっても、大衆性のあるテーマではなかったということです。
今作はゴーストライターという珍しい素材のドラマになりますね。
レトロな雰囲気の作品ですが、タイムスリップ系のドラマになる。
脚本家は「キルミーヒールミー」、「太陽を抱く月」などを執筆している大物脚本家のチン・スワンです。
しかし今作は脚本の評価が低いですね。
ストーリー展開が遅く、わかりにくい構成になっているのもマイナス要素とされます。
また、脚本の評価が低くてもキャストの演技は好評であることが多いですが、ユ・アイン&イム・スジョンの演技面も評価が分かれていますね。
ただこれも脚本のせいで俳優が活きていないという声もありますし。
そもそも7歳年上のイム・スジョンがユ・アインの年下の役を演じるというのも、違和感が出てしまったところ。
逆に彼らを筆頭にキャストの魅力がよく出ているという評価もありますしね。
脚本と演出面は評価がイマイチなので、あとはキャラクターの好き嫌いかな。
なんにしても大衆性はなかったドラマになります。
キャストが好きなら見てみるのもいいのかもしれませんが、それにしてもとっつきにくそうなイメージはあるんじゃないかと思う。
おすすめはしにくいタイプのドラマですが、マニア受けしたところもあるので何とも言えないところ・・・。
思いの外、日本での評価は高いので、雰囲気的に好きなら見てみるのもありなのかな。