18年に放送された韓国ドラマ「赤い月青い太陽」です。
現地でもウェルメイドドラマとして高く評価されているドラマですが。
やや気になるのが主演のイ・イギョンです。
役に対して年齢が若すぎる印象があります・・・。
イ・イギョンが演じるカン刑事の年齢ですが、おそらくキム・ソナが演じるチャ・ウギョンと同世代でしょう。
ウギョンが30代という描写はあったので、30代中盤ぐらいと思われる。
当時のイ・イギョンは30歳なので、5歳は若い配役になります。
実年齢より若い配役は珍しくないけど、実年齢より明らかに年上の役を演じるのは珍しいかな?
まあ、イ・イギョンの演技に問題があるわけではないので没入度を阻害する要素ではないと思いますが。
でもこれ、韓国の人が見たら違和感が強く出る配役だと思う。
カン刑事の部下であるチョン・スヨン刑事を演じているのはナム・ギュリです。
チョン刑事はおそらくカン刑事より年下なので30歳ぐらいの役だと思われる。
当時のナム・ギュリは35歳ぐらいなので、5歳ぐらい若い役を演じていることになります。
ナム・ギュリは若々しいので30歳の役だろうが違和感がありません。
ですが、イ・イギョンの後輩役となると違和感が出てくるはず。
ナム・ギュリは元SeeYaのメンバーとして06年から活動していますからね。
一方のイ・イギョンは12年がデビューで、赤い月青い太陽が地上波初主演ドラマという若手です。
韓国の人が見たら、明らかに年下感があるだろうから違和感は強いはず。
イ・イギョンは実年齢でいえばイ・ウンホ役のチャ・ハギョンと同世代ですから。
カン刑事とウンホは10歳ぐらい年齢差がある役でしょうから、やっぱりカン刑事役がイ・イギョンでは若すぎますね。
この点は韓国でも指摘されているのですが、我々が見る以上に違和感があるキャスティングだと思う。
僕も若いとは思うけど、見ていて気になるレベルではない。
でも韓国の人が見たら明らかに違和感が出て没入度が阻害される要因になるレベルなのかも。
カン刑事のキャスティング問題はやや惜しいところです。
別にイ・イギョン自身に問題があるわけではないですし、ミスキャスティングとまでは言わないけど。
キム・ソナと同世代の俳優さんがやっていれば、ドラマもまた違った印象になったでしょうね。