韓国ドラマ「潜入弁護人」の登場人物ハン・テラです。
才色兼備の生徒で、みんなの憧れでもある。
※ネタバレ表現あり
テラを演じたソン・ハウンは潜入弁護人がミニシリーズ初出演作になりますね。
それまではウェブドラマと「波よ 波よ」という連続ドラマに出演しています。
ですから知名度の高い女優さんではありませんね。
アイドル系のルックスだけどアイドル出身でもない。
93年生まれですから放送当時は26歳ですか。
ハ・ソヒョン先生役のクム・セロクとは1歳しか違いません。(ボムジン役のジュンの4歳上)
若々しいルックスで話題性もあった女優さんですね。
なにより表面的には優等生なんだけど、裏の顔を持っているテラのキャラによく合っている。
トゲがありそうだもんな・・・。
これはボムジン、ギフン、イェリにも言えることだけど、それぞれキャストとキャラが合っているのがドラマの没入度を高めますね。
きちんとオーディションで決めているわけですから、そりゃ良いキャストになるわな。
テラと言えば、大ヒットドラマ「SKYキャッスル」のイェソに似たところもあります。
しかし性格に難がありながらも犯罪系の悪さはないイェソと違い、テラはいじめや不正など悪いところがある。
とはいえ、自ら「母親の人形」というなど、同情的な面もある。
極めつけは恋人であるボムジンに殺されるという結末を迎えたこと。
ボムジンは校内の権力を持つためにテラと付き合っていたようなところがある。
テラのことが好きだったわけではなさそうですし、そもそも他人に愛情を持つことがないであろう性格障害の持ち主でしょう。
でもテラはボムジンのことが好きだったわけで・・・。
テラはボムジンを信じていたのに、ボムジンは自分のアリバイが崩れる証言ができるという理由でテラを殺した。
テラも悪い子だったので、必ずしも同情できるばかりではないですが。
主演に近い待遇だったのに、死んでからは空気だったのもなんだかかわいそう。
死に疑問を持たれることもなかったわけですからね。
ボムジンはボムジンで最後にあっさりと殺されたし。
もっとテラの死に関連するストーリーがあれば印象も違ったかも。
ボムジンの死はテラの母親が絡んでいることが有力視されているので、そっち方面のエピソードがあればね。
少しは報われたキャラなのですが。