12年にMBCで放送された韓国ドラマの「Dr.Jin」です。
原作は日本のドラマ(漫画)になりますね。
主演にソン・スンホン、イ・ボムス、パク・ミニョン、キム・ジェジュンら。
ドクター・ジンの原作は韓国の日本ドラマファンの間では鉄板ドラマとされる名作です。
そのリメイク作でありキャストも豪華なので、話題性もあったと思われますが。
初回は12.2%でスタートも、視聴率は横ばい。
7話の14.5%というのが自己最高視聴率になります。
その後も2桁視聴率をキープしていたのですが、最終回22話で自己最低視聴率8.8%を記録。
21話が13.4%なので5%近く数字が落ちたことになる。
ちょうどロンドンオリンピックの開催時期で放送スケジュールがズレた不運もあります。
それにしてもここまで一気に視聴率が落ちるのは珍しいですね。
全話平均視聴率は12.7%なので現在の基準で言えば高視聴率ですけど。
前作「神々の晩餐」が16.1%、後続作の「メイクイーン」が18%を記録しているので低い数字と言えますね。
低視聴率に終わったことからもわかるように、評価はイマイチのドラマになります。
そもそも原作が実際の歴史を背景した作品なので、日本史と韓国史という大きな違いがあります。
そこをうまく韓国版にリメイクしていくのは難しかったようですね。
なにより指摘されているのが竜頭蛇尾であること。
ファンタジー系なので結末の落としどころが難しい面はあるのかもしれませんが、それにしてもガッカリな最終回だったようです。
ちなみに低視聴率なのに全20話が2話延長して22部作となっています。
結果、終盤は評価の低い展開になっているので延長は失敗と言える・・・。
終盤に関しては日本の口コミを見ても評価がイマイチですからね。
もちろん良いところもあるのでしょうが、いまとなってはキャスト目当てで見るぐらいかな。
原作ファンが見るにしても韓国版は日本版とは別物と考えた方がいいでしょうしね。