16年にtvNで放送された韓国ドラマの「おひとりさま」です。
主演にハ・ソクジン、パク・ハソン、コンミョンら。
前作は最終回で4.3%を記録している「キスして幽霊」です。
前前作が「また、オ・ヘヨン」ですし、良い流れがあるドラマ枠ですね。
「おひとりさま」も初回2.92%ですから、tvNの平日ドラマとしては悪くない数字。
6話の2.19%というのが自己最低視聴率になりますね。
最終回で5.02%という自己最高視聴率を記録し、有終の美を飾りました。
ケーブルテレビのtvN平日ドラマで5%台はヒットと言える数字ですね。
しかも16年なので、当時のtvNは近年よりも視聴率はでない時代ですし。
視聴率的にヒットした人気ドラマで、実際にシーズン2制作の計画もあった作品。
実際に撮影に入ったらしいのですが、スタッフが自ら命を絶つという事件が起き、中止になってしまった。
今作の特徴として、1話完結のストーリーであるという点があります。
日本のドラマみたいに同じ展開で進んでいく、シチュエーションコメディに近いとされる。
タイトルからイメージされるように、刺激の強いタイプのドラマではありませんね。
一応ラブコメジャンルにはなるのだと思いますが、日常系の作品なので派手なロマンスではない。
むしろロマンス要素で現実感がなくなって評価も下げている面すらありますからね。
とはいえ、ロマンス要素があるからこそ大衆に受けてヒットした面も強いわけで。
助演を含めキャラクターの魅力もある作品ですね。
キャラが良いから共感もできるし、コメディも面白いとされる。
なんだかんだ「おひとりさま」は、ハ・ソクジンの代表作になりますからね。
パク・ハソンにとっては結婚、妊娠前の作品。
そしてSHINeeのキーにとっては、ドラマデビュー作です。
大衆受けするタイプのドラマですから、見てみるのも良さそうなドラマです。
ただ残念なのは最終回の結末がオープンエンディングであること。
シーズン2が想定された終わり方だったのでしょうから仕方がないのですが、すっきりとわかりやすく終わるわけではないのは残念。
シーズン2が制作されれば良かったんですけどね・・・。