先日、ENAの水木ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」が最終回を迎えました。
主演にパク・ウンビン、カン・テオ、カン・ギヨン、ハ・ユンギョンら。
ENAという新しくできたケーブルテレビで放送されたのに、とてつもない人気を誇ったドラマですね。
初回は0.94%という視聴率でスタートしていますが。
できたばかりのケーブルテレビですから、こんなものでしょう。
それが2話で1.8%、翌週3話では4.0%、5話で5.19%です。
いまでは地上波の平日ドラマでも5%を記録すれば凄いのに・・・。
7話で初の二桁となる11.69%を記録し、9話で15.78%。
9話以降は右肩上がりが止まりましたが、最終回で自己最高視聴率17.53%です。
シンドローム級の話題性を誇ったドラマですね。
これだけの大ヒットドラマですから、評価が高いのは言うまでもありません。
そして老若男女問わず大衆性もあったドラマですね。
主人公のパク・ウンビンはかわいらしいですが、子役出身なので好感度も高い女優さんでしょう。
ウ・ヨンウで全盛期を迎えたと言っていいですね。
ウ・ヨンウは脚本の評価が高いですが、近年トレンドでもある高速展開である点も見逃せません。
しかもスッキリとさせながらストーリーが進んでいく点も良いですね。
いくら高速展開でも、どんでん返しが続くタイプだと、面白いのは面白いけどスッキリしないまま進んでいくわけで好き嫌いが分かれるところもある。
また今作は障碍者をテーマにしたドラマになるわけですが、その手のドラマだと障碍者の厳しい現実が描かれるのが一般的です。
一方でウ・ヨンウの場合はラスボス系の悪人はおらず、周囲の人も暖かい人間美が描かれたドラマになります。
法廷ドラマとしても障碍者以外の社会的に立場の弱い人がテーマとして扱われ、きれいに解決していくところも人気。
逆に美化が懸念される部分もあるわけですが・・・。
話題性が強大なドラマだけに、批判の声も大きくなるのは仕方がないですね。
非現実的なところも多いようですが、キャラの魅力もあり楽しめるドラマになっているようです。
ちなみにパク・ウンビンの演技面の評価が高いのは言うまでもありませんが。
もう1つ大きな話題になったのがチン・ギョンのこのシーンですね。
セリフなしの表情だけで感情を伝える素晴らしい演技だと話題になりました。(この演出で間が持つのが凄いよな)
なんにしても、近年の韓国では「夫婦の世界」、「ペントハウスシリーズ」と並ぶ国民的なドラマになっています。
夫婦の世界とペントハウスはネットフリックスで配信されていたドラマではないので、日本で芸能人が告知することはなかったと思うけど。
ウ・ヨンウはネットフリックスで配信されているので、芸能人を使った告知も多くなっているんじゃないかな?
そのぶん日本でも話題になりやすいと思う。
現地でシンドロームを巻き起こしたようなドラマなので、雰囲気的に好きなら間違いないでしょう。
ジャンル的にも夫婦の世界やペントハウスより大衆受けするでしょうし、見てみると良いドラマの1つですね。