12年にSBSで放送された韓国ドラマの「蒼のピアニスト」です。
主演にチェ・シラ、チュ・ジフン、チ・チャンウク、チン・セヨン。
初回は11.2%という視聴率でスタートした「蒼のピアニスト」です。
3話の14.1%が自己最高という数字になりますね。
16話の8.4%が自己最低視聴率で、最終回も大きな反発無く11.4%となっています。
やや低迷した形になりましたが、競合ドラマの「メイクイーン」がヒットした影響もありますね。
それにしても後のスター作家であるキム・スノク脚本を考えると寂しい数字です。
なんだかんだ二桁を記録しているので底力を見せたと言ったところでしょうか・・・。
後に「チャン・ボリ」や「クム・サウォル」、「ペントハウス」といった大ヒットドラマを執筆したキム・スノク作家のドラマですね。
08年には「妻の誘惑」という代表作を生んでいるので、当時も注目の脚本家です。
タイトルからイメージできるようにピアニストが主人公という、比較的珍しいドラマになりますね。
そしてキム・スノクの代名詞である復讐劇が展開されたドラマでもあります。
今作も早い展開で反転が続いた一方で、偶然が続く展開で蓋然性不足は指摘されています。
評価が高いのはチェ・シラの演技ですね。
ちなみに設定は「製パン王キム・タック」に似ていると言われる。
パンがピアノに変わったような感じらしい。
チュ・ジフンにとっては麻薬事件からの復帰作、チ・チャンウクにとっては初の悪役になります。
そしてチン・セヨンはいじめ疑惑で降板したハム・ウンジョン(T-ARA)の代役。
みんな出世しているので、いまとなってはより豪華な主演陣です。
10年も前のドラマになりますが、大物脚本家のドラマで、人気キャストのドラマ。
日本の口コミを見ても悪い評価ではないですね。
現地では期待には及ばなかったドラマになりますが、興味があるなら見てみるのも良さそうですね。