18年にMBCで放送された韓国ドラマ「別れが去った」です。
主演にチェ・シラ、チョ・ボアら。
チェ・シラにとっては3年ぶりのドラマ復帰作になりますね。
別れが去ったが放送されたMBCの土曜ドラマは1日に4話放送という、珍しい編成です。
(20時45分から23時15分まで)
全40話ですが、1部2部制ですから20部作ということですね。
初放送日は4話で7.5%を記録。
10話で初の二桁視聴率となる10.0%。
しかし、その後は視聴率を伸ばすことができず、自己最高視聴率は20話の10.6%。
最終回も9.8%となっています。
全話平均視聴率は7.5%。
地上波で最もドラマ視聴率が出ないMBCですから高い数字に思えますが、実際には同枠史上最低の平均視聴率になります。
(翌年イモンが全話平均5.7%というワースト記録更新)
ちょうどサッカーのワールドカップと放送時期が被っていたのは不運。
放送をお休みしたり、放送時間が変わるなどの影響も出ています。
視聴率的には決して高くはなかったようですが、非常に評価の高いドラマです。
ウェルメイドドラマとの声がある名作ですね。
原作は同名の小説で、原作者のドラマ脚本デビュー作でもあります。
「トンネル」という映画の原作小説を書いている人でもある。
原作もしっかりとした作品なのでしょうが、それをうまくドラマ化したわけですね。
脚色も多いので原作とはほぼ別の作品と言えるようで、原作ファンからしたら好き嫌いもあるようですね。
そこは仕方がない。
要するに嫁姑関係のドラマになるわけですが、視聴者の共感を得たドラマです。
特に子供を持つ既婚女性から良い評価を受けているドラマということですね。
不倫関係で視聴者の共感を得ることができないキャラもいるわけですが・・・。
そうしたキャラも含めて、親としての苦しみや責任がしっかりと描かれて好評です。
(一部、共感できないくだりもあるようですが)
ただ韓国ではセリフがやや不自然との声もあるようですね。
いかにもなドラマのセリフで、日常会話っぽくない言葉ということですが・・・。
まあ、字幕で見る我々には関係ないことなのかな。
なんにしても、ウェルメイドドラマの声がある作品なので間違いはないでしょう。
韓国ドラマ視聴者層は子供を持つ既婚女性も多いイメージがありますし、現地で名作と言われるドラマを見てみるのも良いでしょうね。