13年にJTBCで放送された韓国ドラマの「ハートレスシティ」です。
主演にチョン・ギョンホ、ナム・ギュリ、イ・ジェユン、キム・ユミ。
13年当時のJTBCは今のようにドラマの市民権を得ていた時代ではありませんね。
ハートレスシティが放送された月火ドラマ枠も半年ぶりの復活になります。
初回視聴率は0.56%と、いまでは考えられないほど低い数字。
その後も1%台を記録することなく、最終回20話も0.83%です。
本当は月火ではなく、週末に放送される予定だったドラマです。
だから20話と長いドラマで、JTBCも力を入れていたのかもしれません。
週末に放送されていたら、もう少し数字は出た可能性がありますね。
日本版のビジュアルから、なんだかロマンス系をイメージしちゃいますが。
実際にはノワール系のドラマになるので真逆と言える。
(もっとも日本ではラブストーリーとして告知していますが・・・)
麻薬組織と警察の対決と聞けば、あるようでないテーマになりますね。
それこそ当時は珍しいテーマのドラマとして注目されたわけです。
最後までどんでん返しが続くタイプのドラマで、ノワールジャンルらしく緊張感のある作品だったとされます。
マニア層を形成したと言われるドラマですね。
ただチャン・ギョンホはともかく、ナム・ギュリの演技面は評価が低い作品です。
いまでこそ女優として活躍していますが、当時はまだまだアイドルのイメージが強かったでしょうし。
かわいらしいルックスもノワールには合わなかったかもしれません。
ちなみに脚本家の後続作に「美しい私の花嫁」があります。
これは僕も見たドラマなのですが、特に良い印象はない・・・。
ノワール系のオープニングがピークだった感も。
それを思うと今作もあまり期待はできない気もしますが・・・。
ハートレスシティは13年のドラマですから、いまから見るならキャスト目当てになるかな?
酷評されているタイプのドラマではないので、見てみるのも良いかもしれません。