先日、tvNの土日ドラマ「海街チャチャチャ」が最終回を迎えました。
主演にシン・ミナ、キム・ソンホ、イ・サンイら。
ネットフリックスでも配信されているので、日本でも話題のドラマですね。
初回6.82%、2話6.66%(自己最低視聴率)という好スタートで始まった海街チャチャチャです。
6話で初の視聴率10%を突破。
しかし、翌週から土曜日に「One the Woman」「黒い太陽」という強い競合ドラマがスタートしました。
よって土曜日の視聴率が落ちてしまう不運。
日曜日は日曜日で人気バラエティ番組が競合なのですが、それでも視聴率は2桁を突破。
最終回は自己最高視聴率12.66%を記録しています。
非地上波のtvNですから、これは大ヒットと言っていい視聴率ですね。
(僕は視聴率が伸び悩むんじゃないかと思ったけど1話から倍増したな・・・)
久しぶりのtvNヒーリングドラマということで、序盤から好評だったドラマです。
やや評価を下げたのが13話から本格的にスタートしたキム・ソンホの過去のエピソードです。
その点は急展開で惜しいという声も多いところです。
ただ幸いにも最終回の反応は良いドラマです。
シン・ミナ、キム・ソンホのラブコメ演技も高評価ですからね。
助演のキャストを含め視聴者に共感されるキャラで支持を集めたようです。
一方で作品性とは関係ないところで問題が起きてしまいました。
海街チャチャチャは風景も素晴らしく、そこもドラマの満足度を高めた理由です。
ロケ地は浦項市(ポハン市)というところですね。
問題なのはロケ地に観光客が押し寄せたことで、地元住民の方が疲弊してしまったことです。
これによりドラマ制作陣がロケ地の訪問を止めるようにお願いしたことも話題に。
いまの韓国ドラマ制作はコロナの影響で変化を強いられています。
街中での撮影が難しいこともあり、ドラマの放送延期や休止も増えていますね。
21年に時代劇が増えたのもコロナが理由。(民俗村や野山で撮影が済むのでロケがしやすい)
もう1つ、海街チャチャチャのように特定の市と提携してドラマ撮影をすることも増えています。
今作はロケ地の魅力が伝わるドラマだったので、このようなトラブルに発展してしまいました。
まあ、そのようなトラブルもドラマ人気の裏返しですからね。
最終回もきれいに終わり、韓国での評価も高いドラマなので見るぶんには申し分ないドラマでしょう。
ただ村の人を含めた家族劇の側面もあるドラマです。
その点はロマンスに集中したい人にとっては、好き嫌いが分かれているポイントにはなる。
好評のドラマですから、興味があるなら見てみると良い作品ですね。