先日、tvNの木曜ドラマ「賢い医師生活」シーズン2が最終回を迎えました。
大ヒットドラマの続編ということで、大きな注目を集めた作品ですね。
賢い医師生活2はtvN史上初めて、初回視聴率が10%を超えたドラマになります。(10.00%)
その後も視聴率を落とすことなく、非地上波のドラマとしては初めて初回から最終回まで二桁視聴率を記録したドラマになっています。
コロナの影響で撮影に支障がでて放送休止があったり、東京オリンピックの関係で視聴率が落ちたこともありましたが・・・。
それでも二桁をキープして最終回で自己最高視聴率14.08%と有終の美を収めています。
ちなみにシーズン1は最終回の視聴率が14.14%なのでほとんど同じですね。
視聴率的には大成功を収めたドラマですが、シーズン1に比べると話題性は低くなりました。
今作は話題になったOSTもないですし、最終回の評価も良くないんですよね。
あっさりと終わってしまった感じということで。
シーズン2に関してはストーリーよりもキャラの魅力に乗っかったドラマという雰囲気で、その点も好き嫌いが分かれているようです。
一般的な医療ドラマとは違い緊張感のあるタイプの作品ではないので、嫌い派の人としては退屈な面はあるでしょう。
もっとも大ヒットドラマで注目度が高いから悪い声も目立つという話です。
シーズン1より評価が低いということはありますが、それにしても絶大なファン層を誇っているドラマですね。
多くの人にとって面白いドラマであることに変わりはないでしょう。
そしてシーズン3の可能性も残された最終回になっています。
作中で言及されたものから、来年(22年)には制作せず、23年にシーズン3が制作されるのではないかと推測されています。
ただ、いまのところは制作が予定されているわけではない。
賢い医師生活シーズン2の批判の最たるものは放送時間の長さになります・・・。
シーズン2はシーズン1と同様に週1放送になります。
韓国のミニシリーズドラマは週2放送が一般的なので、珍しい編成になります。
韓国ドラマが面白い理由に週2放送ということもありますからね。
日本が1話で起承転結するエピソードを韓国では2話を使ってやるイメージです。
しかも韓国ドラマは1話が1時間はあるので、日本の連ドラの3話の分量で起承転結するようなもの。
それだけの分量があるから、深みのあるストーリーが作られるわけですね。
賢い医師生活は週1放送とはいえ、1話80~90分なので日本の連ドラ2話分はある。
それでも一般的なミニシリーズよりは1週間の分量が少ないのですが、そのぶん凝縮されたストーリーだったのも面白さの秘訣とされていました。
しかしシーズン2は1話が100分を超え、2時間近くなり、ついに2時間を超えと1話の放送時間がどんどん長くなってしまいました。
こんなことになるのであれば、最初から週2で放送してくれた方が没入度も高くなるという声もあります。
2時間もテレビを見続けるのは体も疲れるけど、そもそも時間を取れない人も多いでしょうからね。
それなら1日1時間で2日放送してくれた方が、ドラマに集中できるでしょう。
まあ、そんな批判がある中でも高視聴率を記録したんだから凄いドラマではあります。
シーズン1が凄すぎたということもあるけど、シーズン2はそこと比較すると物足りない評価になってしまいました。
ですがコアなファン層はいる人気ドラマだし、シーズン2も大ヒットと言える数字は残している。
ただ文句なしの名作とは言えなさそうですね。
元々プロデューサーの作風が好き嫌い分かれるタイプなので、仕方がないですね。