17年にtvNで放送された韓国ドラマの「内省的なボス」です。
主演にヨン・ウジン、パク・ヘス、ユン・パクら。
前作は最終回で3.94%を記録している「ヨンエさん」のシーズン15です。
「内省的なボス」も初回3.16%ですから良いスタートになります。
しかし3話で1%台に落ちると、その後2%台を記録したのは2度だけ。
6話で自己最低視聴率1.26%。
最終回も1.81%と低迷してしまいました。
初回最高というのも悪い傾向だし、全話平均でも1%台ですから視聴率不振です。
17年1月にスタートしたドラマですが、同年のtvN月火ドラマ枠は停滞期ですね。
視聴率が明らかに落ちたことからもわかるように、評価の高いドラマではありません。
良いところは主人公のヨン・ウジンの演技ぐらいなもので、逆にヒロインのパク・ヘスは評価が低いですね。
そもそも「内省的」という意味が分かりづらいですが、英語タイトルは「Introverted(内向的) Boss」ですから、内向的なボスと言い換えてもいいと思います。
作中でも内向的なところが強調されるようですが、内向的というよりは対人恐怖症だとされます。
もちろん、ラブコメですから内向性が誇張されるのは理解できますが。
ストーリー設定も暗めだけど、それを軽い感じで扱うのでズレが指摘されている面も。
また、内向的な性格が悪いことであるかのようなシーンも多いようですね。
この点も内向的な視聴者の反感を買った点になります。
結果、台本の修正があったようですが、それも良い効果がなくてキャラクター崩壊を招く結果に。
視聴者の共感を得られない脚本になってしまったようです。
内向的な人が共感できるドラマであれば違った評価になったのでしょうが、そうではないので残念な評価になっております。
「内省的なボス」を見るのであればヨン・ウジンを筆頭にキャスト目当てですか。
日本での口コミを見ても評価が高いわけではなさそうなので、キャスト目当て以外だとおすすめはできないですね。
ちなみに評価の低いヒロインのパク・ヘスが、22年現在はいじめ議論もあり活動休止状態。
この点もマイナス要素になっております。