ドラマ「凍てついた愛」でソンホのクラスメイトのドンヒを演じたイ・ジェイン。
作中では妹のスホを以外では、唯一ソンホの味方をしてくれた生徒ですね。
ドンヒはあだ名が幽霊で、ジュンソクらにもいじめられていた女の子。
転校前の学校でもいじめられており、そこでのSNSの暴力に今でも苦しんでいた様子。
転校してもいじめられたことで、命を捨てようと車に飛び込もうとしたところ、通りがかったソンホが助けてくれて・・・。
ソンホはそれ以前にも、いじめられていたドンヒを助けたんですよね。
それがきっかけでソンホがジュンソクにいじめられるようになったわけですが。
ソンホが死のうとしたドンヒを助けて希望を持たせてくれたのが転落事故の直前。
学校や警察はソンホの転落事故をいじめを苦にした自死として処理しようとするも、ドンヒはそれを違うと思っていたわけですね。
ソンホの家族と繋がりを持つようになってからは、家族にとっても希望の存在となったドンヒです。
中盤以降はスホと共に行動をするようになり、笑顔のシーンも増えたドンヒです。
頻繁にソンホのお見舞いに行くし、スホの無策な待ち伏せ作戦にも付き合うし、ソンホが目を覚ましたら学校で大はしゃぎをしていました。
こうなってくるとドンヒはソンホのことが好きだったのかも気になるところです。
作中ではソンホへ思いを寄せている描写は特になかったですね。
お見舞いに顔を出したり、ソンホの転落事故の真相を暴こうと動き回っていたのは、スホとの友達付き合いの延長でしょう。
ドンヒは兄と2人暮らし、兄は夜遅くまでバイトをしているので、スホとずっと一緒でも問題はないですしね。(問題といえば問題ではあるけども)
お兄ちゃんやスホの両親だって、2人で一緒にいてくれる方が安心な面はあるでしょうし。
まあ、中学生の女の子2人が遅くまでちょろちょろするのも安心できることではないけど、両家ともそこまで気が回らない状況だしな・・・。
ソンホが目を覚ましたときに喜びようを見ると、恋をしてそうにも見えます。
ドンヒにとってはクラスで唯一まともに接してくれたのがソンホだったのでしょうから、恋をしていてもおかしくはありません。
でもソンホに恋をしているなら死を選びそうにはない気がする。
それにソンホが好きだったのであれば、いくら兄に口止めをされていたとしても、ソンホは自死ではないということを先生に伝えるなりしていた気もするしね。
兄もドンヒも辛い境遇なので、大人が信用できずにしゃべることができなかったのかもしれませんが・・・。
あとは、ソンホがダヒのことを好きだと知っているようだったので、ドンヒの性格からして自分の気持ちを隠していた可能性もありますな。
そもそも死のうとまで悩んでいた子が、いじめを助けてくれたとはいえ、恋心を抱くまで精神が回復しそうにないもんな。
たぶんドンヒはソンホに恋はしていなかったでしょう。
とはいえ、おそらく今後もスホとも友達関係は続くだろうし、それどころか家族ぐるみの付き合いになってもおかしくはない。
ダヒと笑顔で話すぐらい表情も明るくなったので、精神的な問題も抱えていないでしょう。
となると、ドンヒの恋が始まるにしてもこれからだろうな。
問題はソンホのダヒへの恋心ですか・・・。
まあ、中学3年生ということは高校になったら別々になる可能性はあるからな。
そのときはダヒへの思いもなくなっていくかも。
ドンヒとは進学先が別々になったとしても、家族ぐるみの付き合いは続きそうだから、よりよい距離感になるかもな。
そういえばスホが「お兄ちゃんにはダヒさんよりドンヒさんがお似合い」とつぶやいていましたね。
ということは、もしかしたらドンヒからソンホへの恋心を感じている可能性はあるな。
ちなみにドンヒを演じたイ・ジェインは04年生まれということで、凍てついた愛では実年齢の役をやっていたわけですね。
一方でスホ役のキム・ファニは2歳も年上になります。(スホの妹感は見事だったな)
作中では地味っ子だったイ・ジェインですが、かわいらしい女の子ですね。
まあ、ドンヒも昭和のアイドルみたいだったから、そう思うと美形だよな。
まだ16歳なのに映画もドラマも出演豊富。
デビューは12年、tvNの大ヒットドラマ「福寿草」になります。
代表作は19年公開の映画「サバハ」。
オカルト系なので好き嫌いは分かれるようですが、興行的には成功している映画ですね。
イ・ジェインも百想芸術大賞で映画部門の女性新人演技賞を受賞しています。
史劇でも活躍できそうな顔立ちなので、ドラマでも作品に恵まれるかもな。
まだまだ学生役で出番はありそうですが、今後のキャリアも期待できそうです。