13年にSBSで放送された韓国ドラマ「チャン・オクチョン」です。
主演にキム・テヒ、ユ・アイン、ホン・スヒョン、ジェヒら。
KARAのハン・スンヨンも出演していますね。
前作は最終回で25.8%を記録している「野王」です。
チャン・オクチョンは初回こそ11.3%を記録していますが、2話から14話までは一桁視聴率です。
5話の6.9%というのが自己最低視聴率になりますね。
17話の11.4%が自己最高視聴率で、最終回24話は10.3%に終わっています。
不運なのは「ハケンの品格」のリメイクである「オフィスの女王」、さらには同ジャンルの「九家の書」という強い競合がいました。
チャン・オクチョン(チャン・ヒビン)は過去に何度も映像化された人物。
それがここまで視聴率を下げた、初のケースになったようです。
(オフィスの女王の主人公であるキム・ヘスもチャン・ヒビンを演じたことがある)
過去にキム・ヘス、イ・ミスクらトップスターが演じてきたチャン・ヒビンをキム・テヒが演じるということで注目を集めたドラマです。
チャン・オクチョンは実力派ファッションデザイナーなど、オリジナルの設定も入れていますね。
しかし、キム・テヒは歴代のチャン・ヒビンでワースト1位と言われるほど悪い評価を受けています。
元々演技力に難があるとされる女優さんではありますが、今作のキャラ設定も共感がされにくいものだったようです。
(いまの旦那さんと熱愛報道がされた時期だったのも厳しい目で見られた理由かも)
またハン・スンヨンも初の史劇ということですが、こちらも演技の評価が悪く没入度に影響すると言われます。
脚本の方も歴史歪曲議論などで評価が低い作品です。
仮想の歴史と思えばいいのかもしれませんが、時代劇ファンには物足りないところでしょう。
いずれにしても低い完成度とされてしまったドラマです。
良いところと言えばユ・アインの演技やキャラクターの評価は高いドラマですね。
また時代劇としては悪くても、ロマンスドラマとして見れば悪くないという声もある作品です。
キム・テヒ&ユ・アインというスター性が活きたところかも。
実際に日本では決して評価の悪い作品ではなく、むしろ人気ドラマと言える。
キム・テヒ、ユ・アインと言ったトップスターのロマンスドラマとして楽しんでいる人が多いというのも影響しているのかな。
本格派時代劇にこだわりがある人は少ないと思うし、日本では高評価のドラマなので見てみるのも良さそうなドラマではありますね。