身長188センチの長身でモデル出身の俳優キム・ヨングァン。
東洋人で初めてディオール・オムのモデルを務めるなどモデルとしても活躍。
ドラマでも主演クラスで活動していますが、いまいちヒット作に恵まれない俳優です。
日本でもリメイクされた「グッド・ドクター」に出演して以降、主演として活動しているキム・ヨングァン。
そのうちヒット作と言えるのは14年の「ピノキオ」がありますが・・・。
まあ、主演ではあっても主人公というわけではないですから、彼の作品というイメージは薄いわな。
最新作は19年の「初対面だけど愛してます」ですが、こちらは最高視聴率4.6%。
全話平均3.4%はSBS月火ドラマでは歴代最低視聴率となっています。
18年はキム・ヒソン、キム・ヘスクと「ナインルーム」に出演。
こちらは最低視聴率でも3.1%を記録しているので、tvNとしては悪くない数字ではあるのですが・・・。
脚本の評価が低く、初回が自己最高視聴率という悪い傾向となっています。
17年の「番人」は逆に脚本の評価が高く、口コミで評価をあげていき最終回で10%を突破。
しかし最終回のとんでもない展開でドラマの評価が一気に落ちてしまい、彼の代表作とはならず・・・。
番人のキム・ヨングァンはかっこよかったのに残念。
16年の「ウチに住むオトコ」は序盤好調も、最終回の視聴率4.0%は1話の半分以下。
女性向けすぎるということで大衆評価を得ず。
15年は韓国でも定番とされる医療系「D-DAY」に出演も、退屈なストーリーで評価を落とし。
14年の「ナイン・ジンクス・ボーイズ」もD-DAYと同じく視聴率は0%台を記録しています。(ともに非地上波とはいえ、あまりにも低い数字)
視聴率に恵まれないだけならまだしも、作品の評価もイマイチなのが残念なところ。
特にD-DAYはJTBCの気合の入った作品だったのですが、JTBC暗黒時代の始まりと言われるほど低評価。
D-DAYが高評価を受けていれば、キム・ヨングァンのキャリアも違ったものになったかもな。
一方で18年の映画「君の結婚式」は興行的に成功した作品になっています。
18年はドラマ「ナインルーム」も視聴率で言えば、必ずしも悪くありません。
キム・ヨングァンも1人2役を演じるなど、演技面の評価を高めましたしね。
それだけに19年の「初対面だけど愛してます」の低迷が痛かったな・・・。
21年も1月からチェ・ガンヒと「こんにちは?私だよ!」の放送が決まっています。
ラブコメのようですが、キム・ヨングァンはラブコメをやらない方がいいんじゃないかな・・・。
体格が良くて男前なんだから、ラブコメよりも番人の有能検事みたいなかっこいいキャラの方が合いそう。
来年には34歳になり俳優としてもキャリアを重ねているだけに、そろそろヒット作が欲しいですよねー。
彼は男受けもするルックスでもあるので、ラブコメよりは幅広い視聴者層に刺さるドラマがいいと思うな。
ちなみに「こんにちは?私だよ!」はKBS水木ドラマ枠で「浮気したら死ぬ」の後続作になります。
1年以上視聴率低迷している枠なんですけど、「浮気したら死ぬ」は4話終了時点では視聴率も健闘しています。
良い流れでバトンタッチしてくれると良いのですが、どっちにしても低迷しそうな予感・・・。
キム・ヨングァンにとっては厳しい冬となるかもな。