17年にMBCで放送されたドラマ「番人」ですが。
邦題では「もう一度、キミを守る」というサブタイトルがあります。
このサブタイトルの意味がわからないなーと思っていたのですが・・・。
先日ある勘違いに気が付いて、このサブタイトルの意味がわかりました。
僕はこの「もう一度、キミを守る」というのは、主人公のイ・シヨン視点の言葉だと思っていました。
娘を失った主人公が、娘を守る気でいるみたいな?
例えば序盤に拉致された女の子を助けるとき、自分の娘に重ね合わせて必死で救出していました。
こいうのが「もう一度、キミを守る」なのかな?と思ったけど、もう一度もなにも、娘を守ることができなかったわけだし。
そもそも娘に対してキミっておかしいわけだし。
しかし僕はようやく勘違いに気が付くことができました。
そもそもこういう韓国ドラマのサブタイトルは主に3種類あると思っています。
・1つ目は「邦題(原題)」パターン。
「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」「華麗なる2人-ミセスコップ2-」みたいなやつ。
・2つ目はタイトルや内容の補足的なサブタイトル。
「ウォッチャー 不正捜査官たちの真実」「まぶしくて ―私たちの輝く時間―」みたいな、いわゆる普通のサブタイトルですね。
・3つ目が「無駄にロマンスを強調」あるいは「俳優キュンキュン系のタイトル」です。
「THE K2〜キミだけを守りたい〜」とか「スイッチ〜君と世界を変える〜」みたいなやつです。
僕は「番人」はこのうち2つめの内容の補足的なサブタイトルと思っていたわけです。
だからイ・シヨン視点で考えていたのですが、そうじゃないんですね。
3つめのキュンキュン系のタイトルだと気が付いたら意味がわかった。
「もう一度、キミを守る」というのはイ・シヨンじゃなくて、キム・ヨングァン視点のサブタイトルですね。
キム・ヨングァンがイ・シヨンを守るという意味で「もう一度、キミを守る」だったら意味がわかるサブタイトルでした。
確かにキム・ヨングァンは何度もイ・シヨンを守っていますからね。
警察に捕まりそうなところを助けたり、死にそうになっているところを助けたり、ラスボスの凶行からも助けたし。
もう一度、キミを守るって、そういう意味だったんですね。
まあ、キム・ヨングァンも男主人公ではありますから、彼視点でもおかしくないといえばおかしくない。(おかしいサブタイトルだけど)
でもこれ、視聴者は気が付くのかな?
ビジュアルも現地やつからキム・テフンを除いて並べているだけだから、ピンク系の変なことになっているわけでもないですし。
ドラマの内容もビジュアルもロマンス要素はないので、キュンキュン系(?)のサブタイトルだとは気が付かない人も多いのでは。
なんにしても、僕はサブタイトルなしの方がすっきりとしていて好きですね。
必要性も感じないんだけど、やっぱりサブタイトルが必要なケースもあるのかな・・・。