20年にtvNで放送された韓国ドラマ「メモリスト」です。
主演はユ・スンホ&イ・セヨンという子役出身若手コンビ。
2人とも20代にして20年以上のキャリアを誇るベテラン(?)です。
メモリストは初回3.27%でスタート、3話で自己最高の3.43%を記録しています。
7話以降は3%を超えることなく、最終回直前の15話で自己最低の2.16%。
最終回で3.29%と持ち直し、まずまずの終わり方となっております。
(ケーブルテレビのtvNなので3%を超えれば、日本の感覚で言う10%超えぐらい)
放送時間が水木の23時なので、不利なところがありますね。
そして僕はいつも、近年は若手ドラマの視聴率が伸びないと言いますが・・・。
後続作はチャン・ナラの「オー・マイ・ベイビー」で最高2.95、最低1.57、最終回も1.96%ですよ。
チャン・ナラのドラマでもこの数字なので、メモリストの視聴率は悪くないですよ。
チャン・ナラでも数字がとれない低迷期の真っただ中なので、視聴率に関してはもう、どうしようもないですね。
メモリストは批判が聞こえてくるわけでもないし、かといって視聴率に埋もれた名作というわけでもないし・・・。
とにかく可もなく不可もなくと言ったところでしょうか?
視聴率が下がっているのは下がっているのですが、水曜日の視聴率が特に下がるので競合の影響でしょうしね。(木曜日はミスター・トロットがあるし・・・)
最終回3%を記録しているので悪いドラマではないでしょう。
ユ・スンホは視聴率に恵まれない俳優として知られます。
メモリストでも彼は演技面の評価が高いです。
そしてイ・セヨンも非常に評価が高いですね。
メモリストでは、いわゆるガールクラッシュ人気を獲得しています。
間違いなく言えることとしては、役者目当てで見る分には楽しめるであろうということです。
そしてユ・スンホもイ・セヨンも癖がないし、とっつきにくさを感じるキャストではないですよね。
あえて言えば原作はウェブ漫画であり、超能力系の捜査であるところに好き嫌いは分かれるかもしれません。
そうは言っても、動画を見てもわかるようにアニメチックなドラマというわけではないんですよね。
日本だと漫画原作のドラマだと原作の世界観を大切にするイメージがありますが。(漫画原作じゃなくても漫画っぽいキャラですしね・・・)
その点、韓国ドラマの場合はいかに現実感を出すかも考えて制作されています。
OCNの「ボイス」だって超能力系の捜査劇ではありますが、非現実的という抵抗感はないと思うんですよね。
メモリストも日本の口コミ評価も高いですし、楽しめるドラマでしょう。
僕は見る気はなかったドラマなんですけど、こうして調べてみると見てみようかなという気にもなったな。
いずれ見たいと思うドラマです。
この手の捜査物って日本にありそうで意外とないですからねー。
日本ドラマだと多くが1話完結ものですし、それはそれでメリットはあるのですが、物足りなさもあるからな。
メモリストはジャンルやキャスト的に気になるのであれば、現地で酷評されているわけではないので十分に楽しめるであろうドラマです。