17年にMBCで放送された韓国ドラマの「ミッシングナイン」です。
主演にチョン・ギョンホ、ペク・ジニら。
韓国版LOST(アメリカドラマ)の期待もかかったドラマですが・・・。
前作は視聴率に埋もれた名作「恋のゴールドメダル」で、最終回は5.2%。
ミッシングナインは初回6.5%という悪くないスタートです。
しかし、これが自己最高視聴率。
なんとか4%台をキープしましたが、終盤14話で自己最低視聴率3.6%を記録。
最終回も大きな反発はなく、4.2%で終えています。
「キム課長とソ理事」という強力な競合がいたのも不運だったのかもしれません。
一言でいうと竜頭蛇尾という評価になってしまったミッシングナインです。
序盤の方は話題性もあったようですが、終盤になると非現実的な展開も多く。
不死身キャラも出てくるなど、ストーリーや演出の評価が下がってしまいました。
そもそもミッシングナインは企画段階と実際のドラマでは、脚本家が変わっているそうです。
本当は無人島に不時着してからのラブコメドラマが予定されていたとのこと。
実際のミッシングナインは推理系のドラマが制作されたのですが、言うほど推理系のドラマでもなく・・・。
思っていたドラマと違った点もいくらか視聴者が離れた原因なのかもしれませんね。
最初は推理系の話題で盛り上がったようですが、推理の楽しさもなくなる展開に。
キャラの善悪が決まってくると、序盤から好き嫌いのあったギャグシーンも没入度を下げると悪い声も目立ってきております。
そうはいっても、中盤も視聴率をキープしているし固定視聴者を獲得したドラマです。
竜頭蛇尾ということは、終盤(特に最終回)までは十分に面白いと言えるドラマということですしね。
ヒューマン系のドラマとして見れば良い作品という声もあります。
ただ必ずしも評価の高いドラマではないので、役者目当てで見るぐらいが良いのかもしれませんね。
あまり強くおすすめできる雰囲気ではなさそう。