失踪ノワールMの偽親子回を見ました。
これは以前見たときにも好きだったエピソードです。
結末も覚えていたのですが、改めて見てもやっぱり良かったですね!
※ネタバレ表現あり
テレビ番組で資産家のおばあちゃんが生き別れの娘を探していた。
そこに目を付けた詐欺師集団がおばあちゃんの元へ、生き別れの娘を演じさせた詐欺師を送り込んだわけですが。
おばあちゃんもある出来事がきっかけで偽の娘だと気が付くも、お互いに本当の親子のように情が芽生えていったわけですね。
おばあちゃんを殺す予定だったけど詐欺集団を裏切り失踪した娘を探すエピソードでした。
この偽親子の愛情が感動的でしたね。
失踪ノワールのこれまでのエピソードも感動する面はあるのですが、それよりもバッドエンドのイメージが強い。
バッドエンドの印象を薄めるために、エンディングで感動的なエピソードがある感じですかね。
でもこの偽親子の回はエピソード中に、もう感動があったからな。
それに、いわゆるバッドエンドとは違う結末・・・。
娘役はやはりとんでもない詐欺師で、資産を独り占めするために詐欺師集団を裏切り。
証拠を残して逃亡することで警察に仲間を一掃してもらうこともできた。
殺人などの重い罪は死んだ幹部に罪を着せて、自らは詐欺の罪だけで服役。
情緒酌量に加えて模範囚として早期出所が目的でした。
目論見通り事件後も資産家のお母さんに娘として受け入れてもらうことができましたが。
お母さんは資産をすべて寄付してしまい・・・。
お母さんは怖い顔をしていたけど、どういう心境だったんだろうな。
娘の愛情を確かめたかったのか、単に信用していなかったのか、他意はなかったのか。
感動の偽親子だっただけに、悪い奴が成敗されたとはいえバッドエンドと言えばバッドエンドな気も・・・。
あの感動をものの見事に裏切詐欺師はさすがでしたね。
やっぱり失踪ノワールMの中でも1番好きなエピソードだなー。
このエピソードは他とは雰囲気も違いますしね。
しっかりとオチもついて、良いエピソードでした!