18年にJTBCで放送された韓国ドラマ「ミスティ」を見ました。
今回が3度目の視聴になりますね。
何度見ても印象は変わらないと言えば変わらない。
素晴らしいドラマなんだけど、最終回は惜しいな・・・。
以前、中盤のおかしな展開について書いたことがありますが・・・。
あのくだりはドラマとしては面白いし盛り上がっているから、さほど問題にはならないと思う。
だけど最終回の結末はよろしくないですね。
まあ、犯人もドラマの結末もあれでいいとは思うけど、ケビン・リー事件の結末がお粗末。
さすがにあれはあり得ないですからね・・・。
偶発的な事件を描こうと思えば、ああいう感じになるのかもしれませんが、それにしてもね。
そもそも15、16話の展開が急すぎるという声もあります。
僕は真犯人が誰なのか引っ張った点は良かったと思うので、急展開は気にならなかったかな。
それよりもケビン・リー事件の蓋然性を求めたい。
最終回に疑問を感じながらも、それでもおすすめできるほどの作品だと思うのがミスティです。
なんといってもキム・ナムジュとチ・ジニの演技が素晴らしい。
僕はキム・ナムジュの他の作品を見たことがないので、キム・ナムジュ=コ・ヘランにしか見えませんが・・・。
キム・ナムジュはそれまでコミカルな主婦を続けて演じていた女優さんですからね。
とてもそうは思えんw
かっこいいキャリアウーマンを完璧に演じた。(そして怖そう)
キム・ナムジュのファッションも話題になったようですが、もともとファッショニスタで知られる女優さんです。
衣装以外にも、彼女の私服も多かったようですね。
そして、チ・ジニも凄くかっこよかった。
妻への愛と嫉妬、憎しみや復讐心などが入り混じったキャラですが完璧に消化した。
キム・ナムジュとチ・ジニはルックスも作品性によく合っていたしな。
それと局長役のイ・ギョンヨンがチ・ジニに負けず劣らずかっこよかったぞ。
コ・ヘランの上に立つだけある人物だった。
キャラがそれぞれ魅力的なドラマですね。(キャストもいまでは主演クラスを演じている人が多い)
ミスティはOSTとBGMも良かったのも満足度を大きくあげる。
演出も大人っぽくてかっこよかった。
ちなみに脚本家は新人作家になるようですね。
新人の作品をこれだけの豪華キャストが担当するんだから韓国ドラマ界って凄いな。
プロデューサー(「夫婦の世界」も担当した人)も若手ですし、若い人がどんどん活躍するからクオリティも高くなるわけだわ。
最終回が落ちるとはいえ、ミスティはおすすめできるドラマです。
最終回のマイナスがあっても見る価値はあるドラマだと思う。
本当にクオリティが高いドラマですね。
それだけに最終回が惜しい・・・。