先日、KBSの月火ドラマ「花が咲けば、月を想い」が最終回を迎えました。
主演にユ・スンホ、ヘリ(Girl’s Day)ら。
禁酒令時代を描いたフィクション史劇ですね。
前作は最終回で12.1%を記録した「恋慕」です。
ジャンルも同じなので恩恵がより期待できる状況になりますね。
実際に初回は7.5%と高めの数字です。(恋慕の初回6.2%より高い)
しかし視聴率を伸ばすことができず、自己最高視聴率は4話の7.6%。
13話で自己最低視聴率4.2%、最終回も5.9%に終わっています。
やや不運だったのは終盤に旧正月の特番と、北京オリンピックの影響で放送休止が多かったことがあります。
もっとも、それ以前から視聴率は落ちていたので関係ないといえばないかもしれません・・・。
21年からコロナの影響もあり、コロナ禍でも撮影がしやすい時代劇ドラマが極端に増えました。
フィクションロマンス系が多いので、どれがどれだかわかんないですね。
なんだかタイトルも似た印象のものになってしまうし・・・。
そんななか「花が咲けば、月を想い」はタイトルこそ似た印象のドラマもあるわけですが、禁酒令時代というテーマが特徴的でわかりやすいですね。
ポスタービジュアルは変えないでほしいな。
せめて韓国版と同じように酒樽はあってほしいところです。
密造酒といえば、アル・カポネみたいな裏社会をイメージしてしまいますが・・・。
今作は密造酒を扱うヒロインと、それを追う監察のロマンスということで、他のロマンス史劇と差別化に成功しております。
禁酒法は今となってはピンとこないですけど、だからこそ社会風刺ドラマとしての側面もあるわけですね。
ブラックコメディドラマとして、ストーリーもしっかりしていると評判です。
視聴率の推移は悪いですけど、評価の低いドラマではなさそうですね。
ユ・スンホは今作でも視聴率に恵まれなかった・・・。
ジャンルやキャスト的に好きなら見るとよさそうなドラマですね。
しかし本当に史劇が多いですから、同ジャンルが好きな韓ドラ視聴者は嬉しい悲鳴ですな。