18年にMBCで放送された韓国ドラマ「私の恋したテリウス」。
主演にソ・ジソブ、チョン・インソン、ソン・ホジュン、イム・セミというドラマですね。
近年は視聴率に恵まれない名作を多く輩出しているMBCドラマです。
そんな中、私の恋したテリウスは興行的にも成功しているドラマですね。
初日に4話(実質2話)放送され、自己最低視聴率の6.1%を記録しています。
自己最低6.1というのが凄く高いですね。
20年に視聴率6.1%を超えたMBCのミニシリーズは「コンデインターン」だけですよ・・・。(たぶん)
その後、18話(9話2部)で初の視聴率10%超え。
最終回で自己最高視聴率の10.5%を記録しています。
18年のMBCミニシリーズで唯一視聴率10%を超えたドラマになるようですね。
こちらはジャンル的にラブコメということになります。
しかし、主人公のソ・ジソプとチョン・インソンには14歳も年齢差があることが懸念されておりました。
ドラマが始まると予想以上に好評の2人で、ドラマの成功もあり2人ともMBC演技大賞で水木ミニシリーズ部門の演技賞を受賞していますね。
(ちなみにチョン・インソンは子役出身でソ・ジソプと同年デビュー)
さらにソ・ジソプがMBC演技大賞の大賞も受賞。
私の恋したテリウスが1番の成功を収めたとはいえ「悪い刑事」のシン・ハギュン、「赤い月青い太陽」のキム・ソナという強力なライバルに勝っての受賞。(2人とも大賞経験あり)
私の恋したテリウスはMBC演技大賞の視聴者ドラマ賞から、作家賞まで総なめです。
ちなみに脚本家の前作は「ショッピング王ルイ」という日本でも人気のドラマですね。
イム・セミはこちらにも出ている。(オム・ヒョソプもね)
役者の演技から脚本まで特に評判の悪いところはない「私の恋したテリウス」ですが・・・。
日本では関係ないと思うけど、緊張感のあるアクションシーン&コメディは思ったのと違う的な声はあったようですね。
日本だとタイトルもそうだし(原題は私の後ろにテリウス)、いつものピンクビジュアルもラブコメを連想させますが。
本家のビジュアルはもっとシックな感じなんですよね。
主人公が国家情報院の元要員という設定ですし、もっと緊張感のあるドラマをイメージしていた人も多かったのでしょう。
そういう人からしたらコメディシーンは余分に感じるだろうな。
日本のビジュアルだと、そういうのが好きな人は最初から見ないでしょう・・・。
逆にこのビジュアルで敬遠している人も多いのかもしれませんね。(僕みたいな人がw)
「私の恋したテリウス」というタイトルも意味がよくわからないので、ただのラブコメにしか思わない人が多いでしょう。
実際には単なるラブコメというわけではないし、名作評価なので大衆受けするタイプのドラマかもしれません。
本来なら楽しめるはずのドラマなのに、ビジュアルやタイトルで避けてしまうというのは韓ドラあるあるかもな。
ビジュアルを見たうえで気になるのであれば、まず間違いなく楽しめるであろうドラマですね。