20年の韓国ドラマ「私たち、家族です」を見ました。
ヒューマン系のドラマで韓国での評価も良いドラマですからね。
それとチュ・ジャヒョンが出ていることも見た理由になります。
ただ見た感想としては期待値を超えることはありませんでしたね。
僕が「私たち家族です」にイマイチ没入できなかった理由は、主演のハン・イェリとキム・ジソクのロマンスにあります。
僕は男なのでハン・イェリに感情移入することはないのでしょうが、キム・ジソクもまったく感情移入できるキャラではなかったから・・・。
いい人なんですけど、同じ男として見るとこの世のものである感じがしないというか。
現実感を感じなかったので感情移入できなかったですね。
それにしても予想以上にハン・イェリのロマンスの割合が大きかったです。
僕はBS12の「三角関係にキュンキュン」という告知の仕方を「作品性無視」として馬鹿にしたけど、言うほど作品性無視でもなかったですねw
個人的には没入度の低いドラマとなってしまいました。
夫の秘密が明らかになるときとか、父親の記憶が戻るときなど、面白くなるタイミングはあったんですけどね。
結局は家族のエピソードよりもハン・イェリのロマンスがメインにもなってくるので、ハマりきらなかったです。
キム・ジソクのキャラはまだしも、シン・ドンウクのキャラは不要なんじゃないかな・・・。
あれで余計にハン・イェリのロマンスが煩わしく感じた面はある。
三角関係にまでする意味がよくわからないですね。
家族の問題に関しては現実的なところがあって良かったと思います。
いまの時代は家族がバラバラになるところが多いと思います。
今作みたいに誤解によるすれ違いとかじゃなくて、単純に会うことが少ないでしょう。
そんななかで決して大げさではないエピソードや演出で家族愛を見せてくれたのは良いですね。
まあ、それにしても僕にはハマり切らなかったかな。
ハン・イェリはキム・ジソクよりチュ・ジャヒョンとの割合が多かったらよかったのに。
この姉妹をもっと見たかったです。
同じ家族ものなら「がんばれプンサン」の方がハマったかな。
あれもかなり癖が強いドラマなのでおすすめはしないけど、わかりやすいエピソードだったのは良かったかな。
「私たち家族です」は家族の在り方について考えさせられるようなドラマだったから。
わかりやすく面白い家族エピソードとは違うと思います。
割と本当に三角関係キュンキュン系を目当てに見るのが良いのかな・・・。
少なくともそっちも楽しめる人の方が満足度は高くなるドラマでしょうからね。
僕はそこにハマれなかったから満足度が低くなってしまいました。