JTBCの土曜ドラマである「わかっていても」です。
ハン・ソヒ&ソン・ガンという勢いのある若手のドラマであり、原作が人気ウェブ漫画というのも注目を集めている理由です。
さらに暴力性以外で19歳の年齢制限付きといのも注目ポイントでしたが・・・。
3話終了時の評価はあまりよろしくありません。
初回視聴率は2.2%という低めの数字ではありますが。
若手のロマンスジャンルということで、メインの視聴者層がテレビをリアルタイムで見ない世代であること。
放送時間が23時と遅い時間帯なので、2.2%というのも悪い数字というほどではない。
しかし、2話で1.25%と約1%も視聴率が落ちてしまいました。
3話でも1.17%と相変わらずの1%台。
明らかに視聴率が落ちてしまったのは悪い傾向です。
主人公の2人はもともと原作ファンの仮想キャスティング候補にあがっていたぐらいで、良いキャスティングとされていました。
しかし、いざドラマが始まると1話の時点でソン・ガンの演技力議論が出てしまいました。
ソン・ガンはもともと演技力が良いと評価されてきた俳優ではありません。
前作「ナビレラ」でも演技面は好き嫌いが分かれる評価となっています。
今作も3話終了後またも、ぎこちなく感情移入の難しい演技で批判されてしまいました。
ハン・ソヒもソン・ガンに比べると演技面の評価は悪くありませんが。
それでも前作「夫婦の世界」はサブヒロインであり、主人公は大女優のキム・ヒエです。
まだまだストーリーの主役を張るには、実力が不足しているとの声もあるようですね。
まあ、夫婦の世界とは正反対の役をやるわけだからな。
2人ともまだまだ注目ドラマの主人公を張るには経験不足ということでしょうか。
2人にとって不運なのが演出面でも期待外れの出来になっていることです。
なんといっても性描写が理由の19歳の年齢制限というのが注目されたドラマです。
しかし、実際に見てみるとわざわざ19歳の年齢制限をつける必要のあるものではなかったようで・・・。
そりゃあ、テレビだと規制も厳しいでしょうから仕方のないところはありますけどね。
大風呂敷を広げた印象にもなったので、がっかり感はあるよな。
最近は若手のロマンスドラマ自体が停滞している印象ですからね。
ジャンル的に興味を引かれる人が少ないというのも低迷の理由になるでしょう。
ただハン・ソヒ&ソン・ガンという人気俳優のおかげで、ネットの動画視聴の方は悪くない数字がでているようです。
若い視聴者層には受けている可能性はあるよな。
ちなみに前半は脚色が少なかったようですが、原作者が「脚色が多く驚いた」という趣旨のコメントを残しているので今後の展開に期待も持たれます。
結末を原作通りにするのかどうか議論があったようなので、もしかしたら原作とは違う結末になるのかもしれません。
全10話なのでもう中盤に入っていくわけで、そろそろ一発かましたいところですね。
僕も気にかけているドラマなので成功してほしいんですけどねー。
せめてマニア層を形成するようなドラマになってほしいところですな。