先週放送がスタートしたSBSの金土ドラマ「One the Woman」が好調ですね。
同日スタートした競合のMBCドラマ「黒い太陽」との視聴率争いも見ものです。
初放送週では互角でしたが、今週は差がついてしまった。
個人的には「One the Woman」よりも「黒い太陽」の方が視聴率は出ると思うけど、MBCがSBSに視聴率面で勝つ気がしないという・・・。
まったく予測不能なところがあるのですが。
One the Womanは3話で12.7％、4話で12.6％という高視聴率を記録しました。
先週は8.2％と7.1％なので大きく伸ばしていますね。
一方で黒い太陽の方は3話9.8％、4話8.3％となっています。
先週は7.2％、8.0％ですから伸ばしてはいるのですが・・・。
3話から4話で1％以上落ちているので、なんとも言えないところですな。
ただ土曜日に関してはtvNの「海街チャチャチャ」の放送がありますからね。
ワンザウーマンの視聴率は変わらなかったけど、黒い太陽の視聴率が落ちたのは海街チャチャチャの影響かもしれませんね。
黒い太陽の土曜日視聴率（2話と4話）はほぼ変わっていないですし。
（ちなみに海街チャチャチャの土曜日の視聴率も先週とほぼ変わらず9.06％。）
ワンザウーマンと黒い太陽はまだまだ、どちらがどう転ぶのかわからないですね。
放送前により大きな注目を集めていたのは黒い太陽の方ですが、やや不運なのは同ジャンルの刺激的なドラマが増えていること。
だから同ジャンルのドラマに飽きた視聴者が、軽い雰囲気でコメディの入ったワンザウーマンに流れたという見方があります。
とはいえワンザウーマンも過去の同ジャンルと似たようなドラマで、よくある展開なのでまだまだドラマ評価が良いとは言い切れない状況。
大衆性はあってもコアなドラマ視聴者には高評価されないパターンになる可能性もあるかもしれませんね。
また、黒い太陽はアクションシーンの評判が良いのですが、ヒロインのパク・ハソンが演じるキャラの評判がイマイチのようですね。
まだ比重も大きくないようなので、本当の評価はこれからでしょうが・・・。
そもそもパク・ハソンって言われないと気が付かないぐらい見た目のイメージが違うよな。
というか、言われてもパク・ハソンってわかんないや。（つまり役が合っていないのではないかという・・・）
ヘアスタイルも重苦しいキャラを強調させるという評価。
もう1人のヒロインであるキム・ジウンもキャリアの浅い若手なので、ナムグン・ミンとは格も違います。
ヒロイン2人が目立つ存在でないなら、ナムグン・ミンがどこまで引っ張っていけるか。
その点、ワンザウーマンのイ・ハニも、黒い太陽のナムグン・ミンもドラマをよく引っ張っているという評価ですね。
黒い太陽はすでに蓋然性を指摘されているシーンがありますが、今後も非現実的なところが出てくるかもしれません。
僕は少々非現実的でも面白ければいいと思いますけどね。
韓国の視聴者は見る目も厳しいですから。
現状、視聴率が3～4％も離れているので、黒い太陽が逆転するとなるとよほどのことだな。
でもMBCのミニシリーズで9％台の視聴率を記録したのって、いつ以来になるんだろう？
視聴率に埋もれた名作を生んでいるMBCだけに、今作は大ヒットを期待したいところではある。