19年から20年にかけて放送された韓国ドラマ「サイコパスダイアリー」です。
主演にユン・シユン、チョン・インソン、パク・ソンフン。
22年4月22日からBS12で放送がスタートするようですね。
当時のtvNは低視聴率の時代で、サイコパスダイアリーが放送された水木ドラマ枠は低迷期と言っていい時代です。
サイコパスダイアリーの場合はキャスト的にも視聴者層が限られるので、視聴率面で苦戦するであろうことは容易に想像できるところですが・・・。
初回視聴率は1.76%で、2話で自己最低視聴率の1.46%。
低い数字ではあるけど、自己最低視聴率が序盤というのは悪くないところ。
翌週からは2%台の視聴率を記録しています。
最終回で自己最高視聴率の2.98%。
3%というのは高くはないけど、非地上波のtvN平日ドラマですから悪い数字ではありません。
それを最終回で記録したので底力を見せたと僕は思います。
競合に視聴率20%超えの大ヒットドラマ「椿の花咲く頃」がいたのも不運でしたね。
サイコパスダイアリーは比較的若い層が見るドラマでしょうから、リアルタイムで見る人は少ないです。
それでも3%を記録したんだから予想以上の視聴率を出したと僕は思う。
タイトルやビジュアルからイメージできるように、コメディ系のサスペンスになりますね。
ただコミカル一色みたいな印象にもなるけど、そういうわけではないようで。
意外とゾッとするようなシーンはあるようですな。
まあ、日本版の予告はいつもの調子ですがw
現地のハイライトティーザーを見た方がテンションはあがるでしょう。
同じ予告動画で、どうしてこうも違ってくるのか・・・。
とはいえ、邦題は原題と同じでビジュアルもほぼ同じ。
この手のドラマは俳優推しで変なことになりそうなのに、変なことにしなかったのは好印象。
肝心のストーリーの方ですが、評価も分かれているようですね。
コメディとサスペンスの塩梅が新鮮で面白いとの声もあれば、設定がお粗末との声もあります。
特に終盤は蓋然性も落ちるし、ストーリー展開も遅いのでマイナス評価になります。
ただ韓国ではいろんな人が見るわけですが、日本では好意的に見る人がほとんどでしょうからね。
面白そうだと思ったり、キャスト目当てで見るぶんには楽しく見ることができるんじゃないかな。
韓国でも最終回で自己最高視聴率を記録しているわけですから悪いドラマではないでしょう。
(韓国ではそのラスト15、16話の評価が低いけど)
まあ、マニア層は形成したドラマと言えるんじゃないかな。
実際に日本での評価は高いドラマですからね。
好意的に見るぶんには楽しめるドラマでしょう。
ただあくまでもコメディ系なので、緻密なストーリーというわけではないことは理解した方がいいのかも。