KBSの週末ドラマ「オーケー、グァン姉妹」の放送がスタートしました。
このドラマ枠は鉄板枠で知られるのですが、今回は大物脚本家のムン・ヨンナム作品ということで期待も大きな作品です。
かなり意外に聞こえると思うけど、コロナ禍を反映した初の韓国ドラマになります。
登場人物がマスクをしていることも大きな話題になりました。
まずは「いつ視聴率30%を超えるか?」がテーマになる鉄板枠。
オーケー、グァン姉妹は初回23.5%でスタートし、2話で26.0%と順調に視聴率を上げています。
前作「オ!サムグァンビラ」は初回23.3、2話24.6ですから、少し上がっていますね。
30%を超えたのは20話ですが、オーケー、グァン姉妹はもっと早く到達すると思われる。
前々作の「一度行ってきました」が14話で30%超えなので、これを超えたいところですね!
オーケー、グァン姉妹は最高視聴率が40%を突破するとみられているドラマです。
一度行ってきましたも好評で40%超えが期待されたけど最高37.0%。
3年前に「たった一人の私の味方」が49%という偉大な視聴率を記録しているので、40%というのもあり得ない数字ではありません。
それくらい期待値の高いドラマということですね。
ところで、脚本家の前作「がんばれプンサン」にも出演しているチョン・ヘビン。
がんばれプンサンではユ・ジュンサンの妹を演じていますが、今作ではユ・ジュンサンの奥さんであるホン・ウニと姉妹役という縁です。
元々ホン・ウニの役はイ・テランがSKYキャッスル以来のドラマカムバックかと話題になったんですけどね。
結局はホン・ウニが引き受けることになったようです。
先に話したように「オーケー、グァン姉妹」は大物脚本家のムン・ヨンナム作品です。
ムン・ヨンナムは元々、連続ドラマの脚本を書くことが多く「がんばれプンサン」は14年ぶりのミニシリーズ。
ストーリーや演出が「ミニシリーズらしくない」と評価されているドラマです。
今作はお得意の連続ドラマではありますが、ドラマプロデューサーがミニシリーズを担当してきている人なので、逆にミニシリーズっぽいという声もある。
特にオーケー、グァン姉妹はKBS週末ドラマでは珍しい、殺人事件もテーマになってミステリー要素のあるドラマですからね。
ほのぼのしたホームドラマ色が強いドラマ枠だけに、今回のミステリー要素が吉と出るか凶と出るか注目です。
ムン・ヨンナムにとっては5作目の(!)KBS週末ドラマ。
4作目は13年から14年にかけて放送された「王家の家族たち」。
最高視聴率は46.8%を記録しています。
さすがに時代が違うので、40%超えも確実ということはないでしょう。
それでも3年前の「たった一人の私の味方」が全話平均30%超えを達成しているし、そこは期待したいですね。