KBSの月火ドラマ「月が浮かぶ川」が1話から再撮影することが決まりました。
主演のジスが校内暴力の影響で事実上の芸能界追放。
7話からナ・イヌに交代しドラマがスタートしています。
月が浮かぶ川は事前制作ドラマということもあり、ジス降板時点(6話放送終了時)でほぼ撮影が終了していました。
再撮影の負担も大きかったわけです。
ですが、ナ・イヌは9話から合流予定だったのに7話から登場し、ストーリー面に影響を与えない好プレーを見せています。
主演交代による視聴率の変動というのは良くも悪くも起きていません。
安定とも言えるし、停滞とも言えますが・・・。
一方で、以前から1話からナ・イヌで撮り直してほしいという声もあったのですが、それが実現したようですね。
これからドラマを見ることになる海外の視聴者にとっても大きなメリットになるでしょう。
途中から主演が交代するなんて嫌だもんなー。
再撮影となると大きな問題となるのが製作費です。
ほぼ撮影終了していたのを1から撮り直すということは、2作品分の製作費がかかるというわけですからね・・・。
(再撮影はジスの出演シーンだけなので、単純に2倍ではないでしょうけど)
一部のキャストは再撮影による出演料は受け取らないと発表し称賛されました。
しかし、ここで大きな問題が起きています。
というのも、主演クラスのキャストたちが出演料を受け取らない声明を発表したことによって、助演たちも受け取りにくい空気になっているというわけです。
たしかにタダ働きをしていたら生活ができない人もいっぱいいるわけですからね。
というか、そういう人の方が多いわけですし。
そういう人までギャラを受け取りにくい空気になってしまったのは問題ではある。
美談ではあるけど、現実問題として迷惑している役者さんも多いでしょう。
韓国ドラマって、意外と出演料の未払いの話題も聞きますからね・・・。
普通のドラマでもそうなのですから、今回の再撮影も出演料の未払いが起きてもおかしくありません。
今回は議論が起きて出演料が注目されたことから、きちんと支払われるように監視されるでしょう。
ない袖は振れないなんてことにならなければいいですが・・・。
でも製作費に関してはどこから出てくるんだろうな?
未払いが起きてもおかしくはないだろう。
本当にジスの件はとばっちりだ。