韓国のガールズグループ「Brave Girls(ブレイブガールズ)」最大のヒット曲である「Rollin’」です。
半年前まで解散秒読みだったのに、いまでは韓国内で最高クラスの人気を誇るアイドルになったブレイブガールズです。
きっかけは元々軍隊で爆発的な人気を誇っていたRollin’のYOUTUBE動画がバズったこと。
4年前に販売され、アイドルファンに隠れた名曲とされたRollin’が一般にも広まりました。
17年に発表されたRollinですが、翌18年にはNew Versionが発表されました。
このNew Versionの評判がひどく、いまでは封印されましたが・・・。
元に戻さなかったら、いまのブレイブガールズはない。
そもそもニューバージョンが生まれた理由は、17年のオリジナルでも評判の悪い部分があったからです。
曲の雰囲気に比べあまりにも暗いMVに、セクシーコンセプトの振り付け。
しかも不安定な椅子の上でハイヒールを履いて踊るなど危険を伴うダンス・・・。
まあ、どう見ても曲調と暗い映像はアンバランスだよな・・・。
逆にニューバージョンはダンスも明るく、夏っぽい曲にしてイメージ転換を計りました。
しかし、今度は曲もダンスも物足りない評価になってしまったわけですな。
Rollinは元々、曲自体はファンの評価が高かった曲です。
(そして軍隊人気も生まれた)
しかしニューバージョンは曲もダンスもどこか物足りず、オリジナルの方が良いという評判になってしまいました。
→ ステージパフォーマンスはこちら
まあ、これはこれで良いところもあるとは思うし、オリジナルで不評だった点は改善されているわけで。
コンセプトは良いので、先入観を持たず見ればオリジナルより良いと思う人もいるでしょう・・・。
しかし、なんだかんだオリジナルはダンスも話題性という意味では良かったですからね。
特にエイダンス。(エイが泳ぐように見えるダンス)
これがないようでは、軍人さんもがっかりでしょう。
一風変わった面白いダンスがRollinの魅力でもあったわけです。
エイダンスだってセクシーダンスとしてみればアレだけど、エイダンスというネーミングが生まれた以上、マネしたくなるような面白いダンスになりましたから。
なんにしてもニューバージョンの評判が悪かったから、元に戻したわけですね。
で、戻した結果、慰問列車の爆発的な盛り上がりです。
(慰問列車のこの回で盛り上がっている軍人さんを映すことがなければ今のブレイブガールズはなかったと思う)
これがなかったら今のブレイブガールズはない。
今頃は解散しているでしょう。
ユジョンの笑顔が話題になったカカシダンスだって、オリジナルに戻さなければ生まれなかったわけだからな。
本当に戻してよかったな・・・。
6月のカムバックも一発屋で終わらずに成功したと言える成果をあげました。
東京オリンピック前で人気歌手のカムバックが相次いだので、タイミングが悪いと言えば悪いんですけどね。
それでも主要音源チャートで1位になりました。
(ちなみにローリンのニューバージョンと撮影場所は同じ)
僕はタイトル曲の「Chi Mat Ba Ram」より「Pool Party」の方が好きなんですけど、タイミングが悪くて盛り上がりに欠けたのが残念。
2曲立て続けにヒットするだけのポテンシャルはあったと思うけどな。
さらにスタッフのコロナ陽性反応で活動停止の不運が・・・。
韓国芸能界も厳しいことになっていますな。
なんにしても、奇跡的な大ブレイクで歴史に名を刻んだブレイブガールズです。
年齢的にもベテランアイドルですけど、そこがまた安心感があって良いんですよね。
「夏のアイドル」の座を狙っているわけですから、まだまだ引退もしないでしょうw
僕は「We Ride」が1番好きなので、冬にWe Ride的なレトロな曲を出してくれないかな。