韓国ドラマ「君を守りたい」で救船院の幹部であるワンテです。
作中で1番悪いところが見えたキャラクターになります。
チョ・ジェユンは後続作「マッドドック」でウ・ドファンと共演していますね。
同じく幹部のカン使徒と違い、ワンテは救船院やペク・ジョンギへの信仰心がありませんでした。
その理由としては元々ワンテが刑務官であり、そこで犯罪者であるジョンギと知り合っているからですね。
ジョンギはワンテと2人きりのときですら、教祖としての演技を続けていましたがワンテは本性を知っているわけですから。
もどかしい気持ちにはなるでしょう・・・。
それでもワンテはジョンギに付くことで、金銭面などでメリットがあると判断したわけで。
実際に警察官に多額の賄賂を贈っていたぐらいですから、自分で使えるお金もたくさんあったのでしょう。
さらに女性信者への性暴行も日常的にやっていたと思われる。
ジョンギに付くことで自分の欲望を満たすため好き放題やれていたのですから、ある意味では人を見る目があったと言えるのかも。
ワンテといえば弱いものいじめのイメージもあるけど、実際には戦闘能力がかなり高いです。
元刑務官ですから最低限の戦闘力はあるでしょうが、警察に捕まったときも刑事たちを制圧して逃亡。
最終回では作中最強と思われるジュングとも互角に戦っていました。
見た目は強そうに見えなかったですけどね。
良い人そうに見えて実は悪人で、戦闘能力も最強クラス。
なんならジョンギを裏切ってラスボスになっても良かったキャラクターだ。
ちなみにワンテはシーズン2にも登場するようですね。
とはいえシーズン1とシーズン2は原作も違うし、どこまで繋がりがあるのかは不明。
僕はペク・ジョンギもワンテぐらい悪人描写が欲しかったな。
ジョンギはワンテと違って常に演技をしていて悪い顔がほとんど見られなかったのが残念だ。