16年にJTBCで放送された韓国ドラマの「魔女宝鑑」です。
主演にユン・シユン、キム・セロン、ヨム・ジョンア、イ・ソンジェら。
タイトルはホジュンの東医宝鑑がモチーフになっているようですね。
主人公もホジュンですが、実際の歴史は関係ありません。
前作は最終回で2.77%を記録している「僕は彼女に絶対服従カッとナム・ジョンギ」です。
ナム・ジョンギも人気ドラマですが、当時のJTBCは視聴率がでない時代ですね。
魔女宝鑑は初回2.6%でスタート。
8話の3.0%が自己最高視聴率になりますね。
14、18話で記録している1.7%が自己最低視聴率。
最終回は2.8%となっています。
後半で最低視聴率を記録したのは悪い傾向になりますが、16年のJTBCですから数字自体はそこまで悪いものではありませんね。
魔女宝鑑は前半の評価が高かったドラマですね。
後半に評価を落としたドラマですが、それは視聴率の推移にも表れています。
史劇ではありますが、ユン・シユンとキム・セロンのロマンスが強調された作品なのが評価を落としたところになります。
ロマンスドラマとして見れば悪いものではないのかもしれませんが、ホジュンの名を借りているドラマなので、時代劇ファンの期待を裏切ったところはあると思われる。
ちなみにユン・シユンとキム・セロンは14歳も年齢差があるのに、それを感じさせないユン・シユンのルックスも好評です。
当時キム・セロンが未成年ということもあるのか、キスシーンがなかったようですね。
そこもロマンスドラマとしては差別ができており、良かった点かもしれません。
キム・セロンのライバルであるキム・ユジョンは同年「雲が描いた月明かり」で未成年キスシーンがあり、一部で問題視されたところもあるようですし・・・。
ただ、キム・セロンは22年5月に飲酒運転事故を起こし、事実上の引退状態。
キム・ユジョンと並び評されることもなくなってしまった。
意外にも日本での評価もあまり高くなさそうですね。
ヨム・ジョンアの悪役もあまり魅力的な脚本にはなっていないようで、そこも残念なところ。
ヒロインのキム・セロンにしてもイメージが悪くなってしまいましたし。
ユン・シユンを筆頭にキャスト目当てで見るドラマと言ったところですかね。