16年にMBCで放送された韓国ドラマ「ショッピング王ルイ」です。
主演にソ・イングク、ナム・ジヒョンら。
子役出身のナム・ジヒョンが主演女優に出世を遂げるきかっけとなったドラマですね。
競合にKBSはキム・ハヌル&イ・サンユンの「空港へ行く道」、SBSはコン・ヒョジン&チョ・ジョンソクの「嫉妬の化身」。
対して当時ソ・イングク&ナム・ジヒョンはネームバリューの強いキャストではないので、ショッピング王ルイは低い期待度でスタートしたドラマになります。
初回視聴率は5.6%。
前作イ・ジョンソク&ハン・ヒョジュの「W」は8.6%ですから、そこと比較すると落ちますが。
地上波とはいえ5%を突破していれば最低限はクリアといったところですかね。
しかしそこから視聴率を徐々に伸ばし、7話で視聴率10%を突破。
12話で自己最高視聴率11.0%。
終盤は落ちてしまい最終回は8.9%、全話平均で9.0%を記録しています。
競合作も評価の高いドラマですが、それでもショッピング王ルイが視聴率1位を記録した日もありますからね。
口コミで伸びていった作品です。
ヒーリングドラマとして人気のショッピング王ルイです。
韓国では「大人のための童話」という評価を受けたようですね。
ラブコメジャンルになりますがヒューマンドラマの側面もあり、コメディとしても楽しいと評判です。
刺激的な展開はなくとも、視聴者を引き付けたドラマです。
ちなみにナム・ジヒョンは前作「家族なのにどうして」でも田舎娘を演じているんですよね。
2作連続で似たような役を演じたことで一部では評価が下がったようですが。
のちのトップ女優だけあって魅力的なキャラを消化し、視聴者の満足度をあげております。
ナム・ジヒョンは女性ファンも多い女優さんですから、初々しい彼女が見られるのも良いかもしれませんね。
ただショッピング王ルイは演出がスローテンポなところが多い点はマイナス評価とされます。
その点が気になるなら早送りですねw
それと伏線の回収がされていないところもあり、そこも不満の残るところとされます。
まあ、伏線の回収がされないのはあるあるですからね。
物足りなさが残るかもしれませんが、マイナス評価というほどマイナスでもないでしょう。
ショッピング王ルイは成功した韓国ドラマです。
日本ではソ・イングク効果で不当に口コミ評価が上がっている可能性があるのですがw
実際に韓国でも評価の高いドラマなので、日本でも俳優人気だけで高評価のドラマってことではないでしょう。
脚本家のオ・ジヨンは、のちに「私の後ろにテリウス」でも好評を得ていますからね。
ショッピング王ルイがデビュー作の脚本家ですが実力のある人です。
ジャンル的に好きなら見るとよさそうなドラマですね。