大ヒットドラマ「SKYキャッスル」で主演の1人となっていたオ・ナラ。
大物キャストが不在ながら大ヒットをしたSKYキャッスルは、出演者のみんなが恩恵を受けたようなドラマです。
その中でもオ・ナラは庶民的なキャラで主婦人気を獲得し、主演4人の中で最も恩恵を受けたとされます。
元の住人の中では唯一、家族仲が良好だったのも好感度が高かった理由ですね。
家族仲の良さを象徴する要素に、旦那があだ名で呼んでいることがあります。
中学生の子供がいるのに奥さんをあだ名で呼ぶって、日本の感覚でも珍しいことだと思う。
そしてそのあだ名が「チンチン(キャラ名はチン・ジニ)」というのが日本的には思うところあり。
そもそもオ・ナラ自身が日本語では別の意味を持つ名前なのにチンチンまで・・・。
チンチンはオ・ナラを代表するキャラですから、もはやオ・ナラのあだ名でもある。
旦那が腰を痛めてズボンを履けず、パンツ姿で「チンチン・・・、チンチン・・、あぁ・・」って悶える姿は、さすがに笑ってしまったな。
公式動画がないのが残念。(ちなみに7話のシーンで、日本版だと11話になる)
SKYキャッスルのチンチンで話題になったのが11話でソジン(ヨム・ジョンア)に髪の毛をつかまれたシーン。
このときの髪の乱れたところがきれいと話題になり、橋本環奈に由来した「千年ズーム」や「橋本チンチン」というあだ名もできました。
同じ11話ではシロップをかけられる屈辱的なシーンもありましたね。
自称元ヤンですが喧嘩は弱く、ソジンだけではなくスンヘ(ユン・セア)、スイム(イ・テラン)にも負ける。
しかし家庭内では1番強い愛されキャラですね。
どんどん話が暗くなっていくSKYキャッスルの中で、ギャグキャラとして場を明るくしてくれる存在でもあります。
まあしかし、SKYキャッスルは暗くなってからが面白くなりますからね。
いま僕は2周目を見ていますが、まさにその面白くなってきたタイミング。
セリが帰ってきたり、ヘナとソジンが交わりだしたりするところ。
この辺りから各家庭が崩れていき、どんどん面白くなる。
でも2回目の視聴だとキャラの特徴や関係性もわかっているし、キャラへの愛着もあるので序盤から楽しめますね。
基本的には面白くなるまでは時間がかかるタイプのドラマですけど。
エンジンがかかるのが遅いだけでなく、最終回のエピローグが長くて間延びしちゃうのがもったいないのですが、普通に名作ドラマですね。