韓国ドラマ「ストーブリーグ」でドリームズの捕手だったソ・ヨンジュ。
作中で最も見た目がプロ野球選手っぽいと思う。
カン・トゥギやチャン・ジヌもユニフォーム姿がよく似合っていたけど、ソ・ヨンジュは体格も捕手っぽかったしな。
ちなみに演じているチャヨプは水泳をやっていたらしい。
ソ・ヨンジュはモデルとなった選手もはっきりとしています。
それはNCダイノスのキム・テグン捕手です。
選手としては打撃がイマイチな守備型の捕手という共通点がありますね。(激しいブロックも共通点)
またFAの際に市場価値を誤り高額な年俸を要求、結果的に相場以下の契約でサインしたというソ・ヨンジュと同じようなこともあったようですね。
ソ・ヨンジュがヘッドバンドをしているのも、キム・テグンがモデルだからとされます。
それとソ・ヨンジュのセリフでキム・テグンの有名な言葉が使われていました。
「投手は貴族、外野手は商人、内野手は奴婢、捕手は乞食」というものです。
この通りに翻訳されていたかどうかは忘れましたが、元のセリフはこれです。
過激な発言ではありますが、ストーブリーグで改めてキム・テグンのこの言葉が話題になったようですね。
ソ・ヨンジュは問題児キャラだったこともあり、俳優のチャヨプもSNSに悪い書き込みが来て大変だったようです。
元々、不良系のキャラをやることが多い俳優さんのようですが、ストーブリーグは注目度が特に高く比重も大きなキャラでしたからね。
気の毒ではありますが、それくらい完璧にキャラを消化していたということです。
ソ・ヨンジュの20年の成績は打率.268 出塁率.327 長打率.389 盗塁阻止率.385という数字が明らかになっています。
韓国ではどうだか知らないけど、日本では捕手として及第点と言える数字なのかもしれませんね。
打撃成績はイ・ジェウォンという捕手の19年の成績がモデルではないかと言われていますが。
打率.268 12本塁打 75打点 出塁率.327 長打率.392がイ・ジェウォンの数字ですね。(日本語ウィキは打率を間違っている)
盗塁阻止率に関してはナ・ジョンドクという捕手がモデルとされます。
ソ・ヨンジュは20年の盗塁阻止率.385も優秀ですが、17年.444、18年.413、19年.526とかなり優秀です。
さすが守備型の捕手ですね。
ところで、ソ・ヨンジュといえば、無礼な態度をとってイ・セヨン(パク・ウンビン)に怒られるシーンが印象的です。
あのときイ・セヨンは「私の方が年上だ」ということを言っていましたが・・・。
ソ・ヨンジュは20年で35歳のキャラになります。
パク・ウンビンは20代後半にして10歳ぐらい上のキャラを演じていたわけですね。
パク・ウンビン自身に不満はないけど、キャラ設定を考えるともっと年上の女優さんの方が合うよな。
年上だと言うシーンで余計にパク・ウンビンの若さが気になっちゃったわ。
若い女性が運営チーム長というのは非現実的でしたが、30代後半であれば女性が起用される未来も遠くはないでしょう。
まあしかし、ソ・ヨンジュはとても現実的なキャラでしたね。
低迷チームにいるチームの雰囲気を悪くする選手としてよく描かれていました。
イップスのユ・ミンホに励ます言葉をかけたり、根は悪い人ではなかったのでしょう。