20年にOCNで放送された韓国ドラマの「ザ・プロファイラー」です。
原題は「見た通りに話せ」ですね。
サブタイトルに入れるぐらいなら、邦題が見た通りに話せでいいのにね。
ザ・プロファイラーだと同名の番組があるし・・・。
主演にチャン・ヒョク、チェ・スヨン、チン・ソヨンら。
前作は「みんなの嘘」という、やや影の薄いドラマになります。
前作が視聴率0%を記録したように、OCNは視聴率が期待しにくいですね。
とはいえ今作はチャン・ヒョクが「ボイス」以来OCNのドラマに復帰、プロデューサーもボイスと同じ人なので注目を集めたドラマです。
それでも初回は2.0%なので高くはないですね。(3話で自己最低視聴率の1.66%)
土曜日は「梨泰院クラス」が競合になったことから特に視聴率が出ていません。
土曜日に2%台、日曜日に3%台で推移して、最終回で自己最高視聴率の4.38%を記録しています。
競合次第では全話平均3%台を突破した可能性はあるので、さほど悪い数字ではないですね。
それでも期待値を思うと低い数字になりますが。
チャン・ヒョク&ボイスの監督のドラマということで、ボイスと比較されるかもしれないドラマです。
ボイスのヒロインは聴覚に優れた能力、ザ・プロファイラーのヒロインは記憶力に優れた能力。
この点もボイスを彷彿させますが・・・。
興行的にはボイスと比較することが難しいぐらい低迷したドラマです。
理由としては脚本の評価が低いことがあげられます。
すっきりとしないストーリー展開で没入度を下げたようですね。
OCNといえば暗い雰囲気の犯罪捜査系ドラマをよく放送する局です。
大衆性はなくても熱心なファン層を獲得している放送局ですが、ザ・プロファイラーは真新しさもないタイプの捜査劇なのも物足りなさを残した点です。
チン・ソヨンのカリスマ性のある演技など評価が高い面もあります。
顔がナムグン・ミンに似ていることで知られるチン・ソヨンですが、「誰も知らない」のキム・ソヒョンと被る印象。(放送時期も同じ)
ただキャラクターにしてもロングレザージャケットやワカメ頭など、刑事っぽくない見た目も評価を下げたところ。
日本だと非現実的な変人キャラも一般的だけど、韓国ではあまりに現実性がないドラマは受けが悪そうですね。
期待値が高かったことから、より物足りなさを感じた面はあるでしょうけど。
チャン・ヒョクは日本でも人気のある俳優さんですし、スヨンだって日本で1番馴染のある少女時代のメンバーでしょうからファンも多いでしょう。
ですからキャスト目当てで見るのはいいと思うけど、作品性を期待して見るならほかに良いドラマある感じかな。
僕はジャンル的に好きなので、いつか見てみようかなという気持ちはありますが・・・。
優先順位は低いドラマかな。