先日、SBSの金土ドラマ「ファースト・レスポンダーズ」が最終回を迎えました。
主演にキム・レウォン、ソン・ホジュン、コン・スンヨン。
消防士が主人公というのは韓国ドラマでは実質初めてとされますね。
（「裸の消防士」というドラマがあるけど、こちらは短編ドラマなので）
前作は最終回で15.2％を記録したヒット作の「わずか1000ウォンの弁護士」です。
その恩恵もあったなか、「ファースト・レスポンダーズ」は初回7.6％と悪くないスタート。
2話以降は8～9％台で推移していますね。
5話で記録した7.5％が自己最低視聴率になりますが、これはサッカーワールドカップの影響で放送時間が遅れたため。
ワールドカップの影響は他にも出ていて、やや不運だった面があります。
ラスト3話も年末特番の影響で週1放送になってしまいました。
最終回は自己最高視聴率の10.3％を記録していますが、週2放送のスケジュールだったらもっと数字は伸びたと思われる。
他にも大ヒットドラマ「財閥家の末息子」が競合になるなど不運な要素があったことを思えば視聴率は健闘していますね。
今作は警察と消防が協力して捜査するという、新鮮な素材になります。
警察のキム・レウォン、消防のソン・ホジュンのブロマンスも人気のドラマです。
マイナス要素として指摘されるのが蓋然性不足、考証エラーになります。
消防という珍しいテーマということもあってか、実際の消防にはあり得ないことも多い点がマイナス点。
また、キム・レウォンが演じる刑事が、いわゆる狂犬タイプになるわけですが、こちらも暴力描写などで好き嫌いが分かれるキャラになるようです。
とはいえ、蓋然性不足も面白ければ良いという見方はできるわけで。
キム・レウォンらキャストの演技自体は好評です。
脚本に関しても1話で事件が解決するなど、韓国ドラマとしてはかなり早い展開が好評。
このスピード感も没入度を上げたとして評判が良いですね。
ちなみにシーズン制のドラマとして制作されたので、23年下半期にシーズン2の放送が予定されています。
興行的にも悪くはないので予定通りシーズン2が制作されるんじゃないかな。
ということなので興味があるなら見てみると良さそうなドラマです。
ディズニープラスで配信されているので日本でも既に話題のドラマですが、日本の口コミも良好ですからね。
キム・レウォン、ソン・ホジュンという人気キャストだし、ジャンル的にも万人に見やすそうです。