先日、JTBCの月火ドラマ「一人だけ」が最終回を迎えました。
主演にアン・ウンジン、キム・ギョンナム、カン・イェウォン、ジョイ。
前作は「アイドル:ザ・クーデター」という、最終回視聴率0.58%に終わったドラマです。
それに対して「一人だけ」は初回2.44%と、前作に比べると高い視聴率を残しています。
非地上波で平日の23時台に放送されるドラマですから悪い視聴率ではありません。
しかし初回が最高視聴率で、4話以降は0%台に突入。
13話で自己最低視聴率0.48%、最終回は0.6%となっています。
視聴率が出にくいのは仕方がないのですが、それにしても低い数字なってしまいますね。
アイドル・ザ・クーデターはジャンルやテーマ的に仕方のない面はありますけど、今作はせめて1%台は欲しかったところです。
「賢い医師生活」などで話題のアン・ウンジンが初のヒロインを務めるドラマとなった「一人だけ」です。
相手役のキム・ギョンナムは姉妹ドラマ「賢い監房生活(刑務所のルールブック)」に出演していますね。(チョン・ギョンホの弟役)
プロデューサーは「恋のゴールドメダル」や「その男の記憶法」といった評価の高いドラマを担当している人です。
脚本家も前作が「最高の離婚」ということで、監督ともども視聴率の低い人気ドラマを担当しているw
だからというわけではないでしょうが「一人だけ」も視聴率に反して、評価は悪くないドラマになります。
視聴率が出なかった理由として重たい雰囲気のドラマなので、大衆受けが悪かったことがあげられます。
JTBCで半年前に放送されたドラマ「人間失格」と同じですね。
作品性は高く評価されているけど、大衆受けはしておりません。
最近はコメディの入った明るい雰囲気のドラマが受けると言われています。
同じヒューマンメロ系のドラマだと「その年、私たちは」がそれに当たりますね。
JTBCは期待作の「スノードロップ」もイマイチになってしまったし、最近は本当に低迷している印象・・・。
評判自体は悪くないのでジャンル的に好きな人は見てみるとよさそうなドラマですね。
韓国でもコアなドラマ視聴者層はリアルタイムでは見ないんだろうからな。
楽しい感じの大衆受けするドラマが興行的には成功しやすいのでしょうね。
「一人だけ」はRed Velvetのジョイが出ているとはいえ、海外興行も成功は難しいかな。
僕はいつか見てみようかなと思うドラマではあります。