先日、SBSの金曜ドラマ「ペントハウス3」の最終回が放送されました。
韓国ドラマ史に残るシリーズものであるペントハウスですが。
シーズン1から約1年後に放送終了を迎えました。
シーズン3は金曜日の週1放送ということですが。
初回視聴率は19.5%という、シリーズの初回放送では最高視聴率でのスタートです。
ですが、これが自己最高視聴率でもあるという・・・。
自己最低視聴率は3話で14.4%を記録しています。
その他、東京オリンピックの関係で放送休止や、遅れて放送などの不運があり視聴率が伸びなかった面があります。
結果、最終回は19.1%。
シーズン1は28.8%、シーズン2も25.8という視聴率を最終回で記録しています。
シーズン3は20%を超えることもなかったので、視聴率的には物足りないことになっていますね。
それでも凄い視聴率ではあるのですが・・・。
週1放送やオリンピックなど、視聴率が伸びにくい要素があったとはいえ。
過去シリーズと比較して、話題性も低かったシーズン3です。
良い評価としてはシーズン3ということで、キャストが凄く馴染んでいることがあります。
韓国のシリーズものって、主人公を含めてキャストの変更って多いですからね。
しかしペントハウスは主演も助演もほとんど同じキャストなので、演技面での不満要素がほぼなくなっています。
一方で脚本に関しては好き嫌いが分かれる展開に。
元々好き嫌いが分かれるとは言われていたドラマですが、シーズン3はより顕著になった。
高速展開と多い刺激が面白さの理由だったペントハウスですが・・・。
展開のマンネリ化、そしてより強い刺激や予測不能の展開を描くために蓋然性が不足してしまった、などなど。
底力が不足してしまったと言われるシーズン3です。
最終回に関しても、韓国ドラマ史上に残る手抜き展開との声があります。
シーズン1は文句なし、シーズン2は好き嫌いこそあれ竜頭蛇尾になることはなく終えた。
シーズン3は竜頭なのかどうかもわからない竜頭蛇尾の結末です。
それと僕が気になったのは、コミカルな演出が増えたということ。
1話の時点で批判もあった演出ですが、これが最後まで続いたようですね。
シーズン1からブラックコメディの要素はあるわけですが、シーズン3は別物ってことだな。
僕は無駄にコミカルにするのが好きではないので、これは嫌だな・・・。
とはいえ、なんだかんだ視聴率を落とすことなく、固定視聴者は獲得していたシリーズです。
シーズン2まで高評価のドラマだし、ペントハウスシリーズを見てみるのは良いと思う。
ペントハウス3の競合でもあったボイス4も評価を落としたし、シリーズものって高評価を続けていくのが難しいですね。