18年から19年にOCNで放送された韓国ドラマの「プリースト」です。
主演にヨン・ウジン、チョン・ユミら。
チョン・ユミといえば同名の女優さんがいるので混同されがちですが、「屋根部屋のプリンス」とか「検法男女」に出ているチョン・ユミですね。
年齢も1つしか違わないので、本当にわかりにくい・・・。
プリーストはOCNのドラマなので、あまり視聴率は期待できません。
実際に初回は1.8%、2話は2.4%というスタートです。(2話と4話で記録した2.4%が自己最高視聴率)
9話、11話、15話の1.4%が自己最低視聴率。
最終回は2.1%となっています。
前作の「プレーヤー」が視聴率5%、後続作の「トラップ」が4%と比較的高い視聴率を記録したので、余計に低く感じてしまいますね。
ただプリーストはオカルトジャンルでもあるので、視聴者層が限られるのは仕方がない。
日本版のビジュアルを見るとさわやかなロマンスドラマみたいですけど。
OCNといえば暗い雰囲気のドラマが多い放送局ですが、プリーストも決して爽やかなドラマではありません。
一応ロマンスもあるわけですが、オカルトやホラー色が強いドラマですからね。
むしろロマンスは評価を下げている要因になる。
プリーストの主人公は神父と女医ということですが、「メディカルエクソシズム」という新しいジャンルで注目されました。
ただ実際にはメディカルというほどメディカル系のドラマではないようですね。
単に病院が舞台でヒロインが医師だというだけと評価されております。(チョン・ユミの演技面も評価がイマイチ)
医療とエクソシズムが融合するようなことも、ほとんどないみたいですしね。
ホラー、スリラー、ロマンスといろんなジャンルを詰め込んでいるところも含めて脚本の評価が低くなっています。
OCNといえば「ボイス」シリーズに代表されるように、ロマンスがありそうでないところが良いんですけどねー。
匂わせぐらいならともかく、がっつりロマンスをやられると、シリアスなドラマが多いだけにちぐはぐな印象になる面はある。
特殊なジャンルゆえに大衆受けを狙ってロマンスを入れたのかもしれんが、逆効果になってしまいましたね。
ちなみにヨン・ウジンの演技面の評価は高いドラマになりますね。
彼目当てで見るのも良いのかもしれませんが・・・。
ただ、日本の告知の印象からロマンスドラマを期待して見るのは違う。
ホラー系でもあるので見る人を選ぶドラマでしょうから、そこは把握しておかないといけないドラマですね。