19年KBSで放送された韓国ドラマ「ノクドゥ伝」です。
チャン・ドンユン、キム・ソヒョンら。
視聴率が低迷していたKBS月火ドラマ枠での放送ですね。
初回は7.1%と好スタートを切っています。
2話で自己最高視聴率となる8.3%。
ここから伸びなかったのは残念です。
6話1部で自己最低視聴率4.3%、この日は2部も5.9%まで落ちています。
最終回は7.3%まで回復していますね。
全話平均6.2%は19年同枠ドラマでは1番の数字になります。
(ノクドゥ伝以降、21年の「暗行御史」まで暗黒時代が続く・・・)
脚本家は16年同枠の大ヒット作「雲が描いた月明り」と同じ人ですね。
雲が描いた月明りのヒロインはキム・ソヒョンのライバルで(?)子役トロイカと並び評されたキム・ユジョン。(トロイカのもう1人はキム・セロン)
キム・ソヒョンにとっても気合の入る作品だったでしょう。
話題になったのは男主人公のチャン・ドンユンですね。
女装姿がとても似合っておりネットで話題になったことから、若い視聴者も引き付けた作品になります。
キム・ソヒョンとチャン・ドンユンのラブコメにハマる視聴者も多かったわけですが。
それがどういうことか視聴率は伸びることなく、後半には低迷もしてしまったわけです。
その理由として見た目は明るくかわいらしいラブコメなのですが、実際にはなかなか重たいドラマだったこともあげられています。
どんどん重くなっていったので新規視聴者が入りにくいだけでなく、既存視聴者の期待を裏切る形にもなってしまったようですね。
またタイミングの悪いことに、折り返し地点から競合ドラマとしてチャン・ナラの「VIP」がスタートしましからね。
VIPに流れた視聴者も多かったことでしょう。
まあでも、日本の口コミを見ても評価は高いですし、ジャンル的に好きな人は楽しめる作品でしょうね。
韓国でも興行的に成功していると言えるドラマですし、評判が伸び悩んだとはいえ酷評されているわけでもないですし。
ラブコメ史劇は日本ではないジャンルでしょうから、貴重な人気ドラマですね。