21年にMBCで放送された韓国ドラマの「黒い太陽」です。
主演にナムグン・ミン、パク・ハソン、キム・ジウンら。
視聴率が低迷していたMBCにとって待望の大作ドラマですね。
初回7.2%というMBCとしては高い視聴率でスタートしています。
これが自己最低視聴率でもある。
3話で9.8%を記録するなど二桁視聴率は確実と思われましたが、これが自己最高視聴率。
最終回は8.8%に終わっています。
「ワン・ザ・ウーマン」という強力なライバルがいた不運がありました。
諜報ジャンルになりますが、主人公が自ら記憶を消すという新鮮な素材です。
視聴率が伸び悩んでしまいましたが「ワン・ザ・ウーマン」に比べると大衆性に欠けたドラマとされますね。
男性受けはともかく、女性受けが低かったとされる。
序盤に19歳の年齢制限がついたことからわかるように、暴力性が非常に強いドラマです。
諜報物とはいえ、主人公が人を撃ちまくるので。
一方でアクションシーンは非常に評価の高いところ。
そのアクションがあるのも序盤だけで中盤以降はほぼゼロになり、政治ジャンルになっていったのも残念なところになります。
脚本の方はやや不親切でわかりにくいところはありますが、緊張感もあり全体的に好評ですね。
ナムグン・ミンのカリスマ性も光ったドラマです。
ただ暴力性の強い演出や脚本を考えると、ナムグン・ミンが好きというだけでは見にくいドラマかもしれませんね。
万人受けタイプするドラマではないでしょうが、評価が悪い作品ではないので興味があるなら見てみると良さそうです。