韓国ドラマ「夫婦の世界」の登場人物であるイ・ジュニョンです。
チ・ソヌ、イ・テオという主人公夫婦の1人息子ですね。
ジュニョン役のチョン・ジンソは「ミスターサンシャイン」で、イ・ビョンホンの子供時代を演じたりしていますね。
親が親なので同情的なキャラであるジュニョンですが。
元々は嫌いだという人も多かったキャラになります。
序盤はかわいそうな子供でしたが、2年後のエピソードになると様子が変わってきます。
ソヌに嘘をついてまでテオのホームパーティーに参加。
「僕をよく知ってくれているのはお父さん」というような発言もありました。
テオがソヌに暴行されて死にかけたのを目にしても、テオから離れることができなかったジュニョン。
確かに元々、お母さんよりはお父さん子でしたからね。
それにしてもあのダメな男を選ぶ姿にイライラした視聴者も多かったことでしょう。
学校でも窃盗など問題を起こしていましたし。
とはいえ、ジュニョンが問題児になってしまったのはソヌのせいだということが後でわかりました。
確かにテオはソヌを暴行したわけですが、そのときソヌは離婚したいがために「ジュニョンを殺した」ことを装ってテオを陥れたわけですからね。
ジュニョンはそのことを知ってソヌから離れてしまったことが明らかになりました。
万引きと暴行が問題になったときも、離婚した両親が寝ているのを目撃して荒れたのが原因ですし。
これらのことからソヌよりもジュニョンに同情する視聴者も多いわけですね。
最後の最後でもトラウマを植え付けられるし、作中最大の同情票を集めたキャラと言えるでしょう。
ところでジュニョンといえば、最終回の結末部分で疑問が残っています。
家出してしまったジュニョンが帰ってきたのかどうか、はっきりとはわからない演出になっています。
ジュニョンがぼやけているので、ソヌの妄想ではないかという説もあります。
しかし後に最終回の台本も公開され、ジュニョンが本当に帰ってきたことが明らかになりました。
終盤のエピソードで比重が大きくなり同情キャラとなったジュニョンです。
性格が父親に似ているし、好き嫌いが分かれるところもあるとは思いますけどね。
夫婦の世界は最終回に賛否あるドラマですが、どう転んでもジュニョンがかわいそうなことは変わらないでしょうね。