現在放送中のtvN土日ドラマ「二十五、二十一」が好調ですね。
8話で初の二桁視聴率となる10.9%を記録しました。
いまの時代、地上波ドラマでも10%を記録すればヒットと言われる時代です。
それをケーブルテレビのtvNが記録したんだから大ヒットと言えますね。
また競合であるJTBCの「気象庁の人々」も視聴率6~7%を記録するなど好調です。
この2つのドラマ枠は同日放送ではありますが、放送時間が被っていないんですよね。
それにしても僕は視聴率を奪い合う形になるかと思ったけど「二十五、二十一」を見て「気象庁の人々」を見るという視聴スケジュールの人も多いのかな?
二十五、二十一の視聴率が伸びても気象庁の人々の視聴率は落ちていません。
共にネットフリックスで配信されている話題作ですし、お互いに良い相乗効果がありそうです。
二十五、二十一は好評のドラマではありますが、ノイズがないわけではありません。
特にヒロインのキム・テリに関して議論があったのも事実。
というのもキム・テリは18歳の高校生を演じていますが、実際には31歳ですからね。
いくら童顔とはいえ、どうなのかという声はあるわけです。
しかも時代背景もあるのか髪型もなんだか違和感のあるものになっているので、余計にビジュアルに議論が・・・。
そのような声もあったわけですが、エピソードが進むにつれて好評になっていったキャラでもあります。
ボナ(26歳)、イ・ジュミョン(28歳)と他の女子高生役の年齢も高めですしね。
演出も良いので次第に違和感もなくなっていくのでしょう。
ちなみに今作は97年が舞台のドラマですが、その中でも「アジア通貨危機」がテーマにもなっています。
日本では馴染みの薄いところではありますが、このアジア通貨危機が扱われているのも、青春ドラマにして中高年層の視聴者の共感を呼んでいるところかもしれません。
それにいまのコロナ過と被って共感できる面もあるようですし。
なんにしてもいまは暗い世の中なので、明るいドラマの受けが良いです。
今作は明るい雰囲気のドラマなので大衆性もあるでしょう。
トレンドに乗っているドラマと言えるし、視聴率もどこまで伸びるか要注目ですね!