最近、改めてボイスシリーズを見ていますが・・・。
見ようと思った理由はリセットのイ・ユミ(セリン役)を見て、ボイス2のピエロ事件が見たくなったからです。
イ・ユミは最近イカゲームでも印象的なキャラを演じて、人気が上がっている女優さんですね。
イ・ユミは童顔で小柄な(162センチあるけど)かわいらしい見た目ですが。
一方でイカゲームやボイスで見せたように、重い役を演じることが多い女優さん。
リセットでも妹系キャラと思いきや、印象的なシーンがありましたね。
ボイス2では性犯罪被害者のヒジュを演じたイ・ユミです。
トラウマに苦しむ姿が印象的。
ボイス2のピエロ事件は児童性犯罪の量刑を批判して話題になったエピソードです。
性犯罪被害者がどれだけ苦しい思いをして過ごしているのかも描いたエピソードですね。
彼女の演技もあって、より印象的になったと思う。
一方でやや惜しかったとされるのが、被害者の周囲の人物の描写です。
周囲の人物が被害者をさらに苦しめるという描写が薄かった点ですね。
近所のおばちゃんたちが性犯罪被害者だと知って、偏見の目で見るような描写はありました。
最終的にはおばちゃんたちも被害者一家を応援してくれる様子で終わりましたけど、実際にはあの後も周囲の目で苦しむわけですからね。
まあ、ドラマではそこまで描くことはできないので、一応ハッピーエンドに近い終わり方になるわけですけど。
それでも被害者であるヒジュが過去のトラウマを克服できない様子は描かれました。
そして性犯罪者の量刑について批判のメッセージが送られたわけですね。
ちなみに、この量刑批判に関しては良い意味で話題になったボイス2ですが。
後のデートDVの事件では犯人がゲームとかアニメオタクみたいな描写を入れて批判されております。
恋愛ゲームに熱中している様子を異様だというようなセリフもありましたからね。
あの描写は本当にストーリー上、何の関係もなかったですからね。
突然、無駄に犯人がオタクだというような描写を入れたから。(被害シーンで無駄にフィギュアが映ったりした)
日本でもアニメオタクと言われるような人に偏見を生むような報道がされますが、韓国でも同じようなことがあるんだな・・・。