先日、KBSの週末ドラマ「紳士とお嬢さん」の放送がスタートしました。
主演にチ・ヒョヌ、イ・セヒら。
脚本家のキム・サギョンは前作が同枠の大ヒットドラマ「たった一人の私の味方」になります。
前作「オーケー、グァン姉妹」は大きな期待を受けながらも予想外の不振にあえいでしまいました。
今回の「紳士とお嬢さん」は初回22.7%でのスタート、2話で26.5%を記録してます。
オーケー、グァン姉妹が21.9%、24.7%なので、より高い数字を残しています。
たった一人の私の味方と比較しても、22.75%、24.2%ですから、やや上回る数字ですね。
スタートは悪くない紳士とお嬢さんですが、今後の懸念点があります。
オーケー、グァン姉妹が東京オリンピックの影響で視聴率が伸び悩んだように、紳士とお嬢さんも冬季の北京オリンピックと被ります。
開催時期が、ちょうどドラマ終盤の盛り上がっていく時期ですからこの点は不運ですね。
KBSは日本でいうNHKですから、編成にも影響すること間違いなしです。
前作「オーケー、グァン姉妹」は伝統あるKBS週末ドラマの中で、新しい試みを取り入れて話題になりました。
結果的にそれが上手くいかなかった面があるのですが・・・。
今作の「紳士とお嬢さん」はこれまでのKBS週末ドラマと同じような雰囲気になり、その点が好評のようですね。
一方で設定がやや前時代的という批判もあります。(子供の頃に一目ぼれした男性を忘れない)
それに20代中盤の女の子が、一回り以上年齢の離れた子持ちの男性にそこまで夢中になるのかという疑問もありますしね。
まあ、連続ドラマはそういうものな気がしますけどw
ちょっと古臭いぐらいが安心感もあるし、メインの視聴者である中高年層に受けるのかもしれません。
ちなみにヒロインのイ・セヒは地上波初主演の若手ですが。
なんと500倍率のオーディションを突破して選ばれたということですから、今後もハマり役を見せてくれると期待。
前時代的な設定も、一般的に無名である彼女だからこそできる役かもしれませんね。
前作が苦しくイライラする展開で進むタイプのドラマだけに、紳士とお嬢さんは明るい感じで進んでいくと良いですね。
視聴率保証型の大物脚本家のドラマですから、十分に期待ができそうです。