先日、KBSの月火ドラマ「五月の青春」が最終回を迎えました。
イ・ドヒョン&コ・ミンシら若手のロマンスドラマですね。
イ・ドヒョンといえば出演作の好評が続き、注目度の高い若手俳優です。
前作「月が浮かぶ川」が8.3%で終わるなど、最近勢いを取り戻してきたKBS月火ドラマ枠です。
五月の青春は4.9%というまずまずのスタート。
8話で自己最高視聴率5.7%を記録し、最終回は5.6%となっています。
若手のロマンスなので、どうしても視聴者層は限られてきます。
でも視聴率が落ちる傾向ではなかったので、良しといったところですかね。
近年は地上波ドラマでも5%を超えれば悪くない数字ですし。
五月の青春は1980年の民主化運動「光州事件」がテーマになった作品です。
人気映画「タクシー運転手」で描かれているのですが、映画を見たことがある人もいるかもしれませんね。
正直「五月の青春」はこのテーマも見る人を選んだ理由になったと思う。
さらに歴史歪曲議論に加えて、最近の韓国ドラマにありがち中国資本介入の問題が出てきて雲行きも怪しくなっておりました。
(実際に考証エラーはあったようですが、歪曲ドラマにはならなかったようです)
それでも視聴率が落ちなかったあたり、底力を見せたドラマです。
なんだかんだあっても完成度の高いドラマとして非常に評価が高い作品になっていますね。
当時の世相もよく表しているようです。
感動のヒューマンドラマですよ。
80年代だからこそ、ほかとは違った雰囲気のロマンスに仕上げることもできたわけです。
目新しさもあったかもしれませんね。
ちなみにイ・ドヒョンとコ・ミンシはネットフリックスの話題作「Sweet Home」で共演しています。
Sweet Homeでは兄妹役ですが、今回は恋人となったわけですね。
ヒューマンメロドラマということで僕が見るジャンルとは少し違うのですが、これは見てみようかなと思わせるドラマ。
韓国で評価が高いので気になる場合は見て間違いはないでしょうね。
キャスト的にそこまで日本での引きが強いわけではないので、大きな話題にはならないのかもしれませんが。
あとは変な邦題にならないことを祈るばかりですね・・・。
本当にこれ系の名作を汚さないでほしい。